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JAWS-UG海を渡るシリーズの第2弾はシンガポール

英語のLTにも挑戦!JAWS-UGの若武者たちがシンガポールに行ってきた

2016年10月11日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp 写真●JAWS-UG

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2日目はいよいよAWS Meetup! 大学生澤田君も英語LTにチャレンジ

オオタニ:さて、2日目がいよいよAWS Meetupですね。初の開催だったんですが、立花さん、またもや流れを説明してください。

立花:会場はシンガポールのAWSのオフィス。Day-timeイベントとNight-timeイベントの2部構成で、Day-timeイベントでは、今回参加したデジタルキューブ、サーバーワークス、ヘプタゴンのサービス紹介をしました。この中では、白鳥さんと寺田さんがCloud Automatorのサービスを発表してました。

おそらく流暢な英語でおそらく聴衆を魅了した立花氏の講演

オオタニ:白鳥さん、寺田さん発表の手応えはどうでしたか?

寺田:赤塚が弊社の紹介をして、その後Cloud Automatorの営業資料を英訳したものの説明をしました。恥ずかしながら直前まで和訳していたので、スライドも喋りも決してきれいな英語ではなかったのですが、英語ではなく、機能についていろいろ質問を受けました。予定では質疑応答をせずに白鳥さんのデモ予定だったのですが、しゃべっている途中で質問がたくさん来るホットなセッションになったと思います。ついしゃべりすぎて時間をだいぶオーバーしてしまいました。

白鳥:私はCloud Automatorのデモを担当したのですが、準備が足らず一部グダグダになってしまいました。ただそれでも「ログは残るのか」「サービスは地理的にどこで稼働しているのか」「別のアクションのデモも見せてくれ」など質問をたくさんいただいたので、興味は持っていただけたのかなと思っています。

立花:Night-timeイベントでは、ピザとビールを片手に、JAWSUGの紹介と両UG混合でLTを行ないました。こっちは、岡本さんと澤田さんがLTで発表しました。もちろん英語で!

岡本:ほとんどのLTが時間内に終わらなかったですけど。TerraformのLTはすごく勉強になりました。

寺田:現地の人のTeraformとLambdaのLTは見ていて面白かったです。岡本さんと同じく、特にTeraformは参考になった。僕らもTeraform試してますけど、シンガポールでも同じなんだなと。

オオタニ:別の国のエンジニアが同じところで悩んでいると、なんだかうれしいですよね。

寺田:あとは、山盛りのピザとAWSのシンガポールオフィスのビールを飲むイベントになっていました。特にビールは、最後には空になってましたからね。

エンジニアの共通食料であるピザも大量に用意された

岡本:オフィスにビアサーバーあるってすごい。

わりと規制の国らしいシンガポールならではの質問

オオタニ:シンガポールのAWS-UGはどれくらいの規模なんですか? まあ、国土が23区くらいなだけに、地方支部はないんでしょうけど(笑)。

赤塚:コミュニティのプラットホームになっているMeetupの規模は1500名ぐらいですね。

オオタニ:さすがにアジアで最初のリージョンだけに、けっこうな規模ですね。

立花:シンガポールのユーザーグループはオーガナイザーがAWSの中の人だったりと、日本ほどユーザー色は強くないかなと感じました。けっこう真面目な勉強会的なイベントがメインなようです。あと、シンガポールは団体に対する規制が厳しいようで、任意団体があまり自由に作れないようなことを話していましたので、そのせいもあるのかも。JAWS-UGの紹介後の質疑応答でも、JAWS-UGは国に認可された団体なのか?みたいな質問がありましたね。

岡本:そういえばCloud Automatorについてもその辺の政府事情絡みの質問めっちゃ来てましたね。

白鳥:たとえばシンガポールの金融業界では、情報を一切国外においてはいけないらしいです。データそのもののみならず、Cloud Automator用のIAMとかジョブの設定情報を国外に保存するだけでもアウトらしいです。

オオタニ:へえ、けっこう厳しいんですね。

岡本:あとセッション中に普通に質問してこられていて、しゃべってる人大変だなーと思った印象。

オオタニ:お国柄ですね。日本とは違う。

寺田:好き放題しゃべって時間をだいぶオーバーしてしまいましたが、金融とかのエンタープライズの質問は日本と同じでしたね。やっぱり同じところを質問するんだなという。

岡本:「おれもう時間ないから、休憩時間なしで次のセッションやってくれ」っていう人が出るくらいに興味を持って頂けていたのは印象的でした。

オオタニ:よかったですね。参加者はいわゆるエンジニア? プログラマー? スタートアップ? 印象でいいので。

寺田:LTを喋っていた人は、スタートアップのエンジニアでしたね。プログラマーではなかったかな。

澤田:エンジニアが多かったと思います。

寺田:LT終わった後の懇親会で喋っていた人の中には、プログラマーもたくさんいましたね。逆にエンジニアじゃない人とは会わなかったな。

白鳥:「AWSのコンサルやってます。資料も無料であげるよ」みたいなLTしてた人いた気がするけど、あの方もアンジニアだったんでしょうか。私は途中で抜けねばならなかったので、ちょっと気になってます。

オオタニ:Night-timeイベントの後は打ち上げとかやったんですか?

岡本:WordCamp Singaporeの実行委員の人が来られていて、「今晩飲むから来い」と呼び出される形で打ち上げになりました。

寺田:まさかの居酒屋でしたね。

岡本:めっちゃ日本でした。

Oh! ジャパニーズイザカヤじゃないですかー

オオタニ:シンガポールは大戸屋とか、ラーメン武蔵とかありますしね(笑)

岡本:現地の人曰く「一風堂と山頭火はシンガポールナイズされてないから好き」だそうです。

オオタニ:会話が渋谷近辺と変わらん(笑)。

岡本:終わってからカラオケ行こうとするところまで日本でした。

立花:我々は日が変わる頃にさすがに疲れ切ってホテルに戻ったんですが、そういえば一人生贄が……。

澤田:某顔抜きジャーナリストさん……。

赤塚:気がついたら誰もいないんだもん(笑)。

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