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最新パーツ性能チェック 第202回

PCIe x4接続の安価なPLEXTOR製高速SSD「M8Pe」 の実力をチェック

2016年10月08日 15時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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HHHLタイプの「M8PeY」を
じっくり眺める

 今度は「M8PeY」を見ていこう。画像は、筆者が物欲に負けてゲーミングPCのデータ用にゲットした、HHHLタイプの容量1TB「PX-1TM8PeY」だ。

アルミニウムの大型ヒートシンクを備えるPCI Express Gen3.0 ×4インターフェースのHHHLタイプの「M8PeY」。M.2 2280タイプを変換している形だ

「M8PeY」の本体サイズは182x121.04x22.39mm。付属のブラケットに交換することで、ロープロファイルをサポートする

「M8PeY」は、PLEXTORロゴ部分にホワイトLED、カード上部にレッドのアクセスLEDを装備している

安定した電力供給を行なうために、SATA電源コネクターを装備する

大きく、ぶ厚いヒートシンク。一定温度に達した際に、リード・ライト(主にライト時)に性能がダウンしてしまう“サーマルスロットリング”の心配は無用か

「M8PeG」、「M8PeY」ともに、封印シールが貼られているので、ヒートシンクを外してしまうと保証対象外になる

 ちなみにパフォーマンスや温度の以前に、「M8PeY」の購入を考えている人には注意点がある。それが主張の激しいアクセスLEDだ。

 ヒートシンク部にあるPLEXTORロゴのホワイトLEDはともかく、上部のアクセスLEDがかなり目立ち、オフにできるジャンパピンなどが備わっていない。

 最近増えてきているLEDイルミネーション機能を備えたマザーボードやビデオカード、LEDファンで、カラーコーディネイトしている人は、動画を用意したので確認してもらいたい。

HHHLタイプの「PX-1TM8PeY」でパフォーマンスをチェック

 続いては、PCI Express Gen3.0 ×4インターフェースのHHHLタイプとなる「M8PeY」の1TBモデル「PX-1TM8PeY」でパフォーマンスを計測していこう。

 テスト環境には8コア/16スレッドで定格3.0GHz、TB時3.5GHzのLGA 2011v3 CPUの「Core i7-5960X」を使用したX99プラットフォームを用意。M.2スロットに搭載したサムスン製NVMe SSD「950 PRO」からOSを起動。「PX-1TM8PeY」には何もデータが保存されていない状態で、ベンチマークを実行した。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-5960X」
(3GHz/TB時3.5GHz、8コア/16スレッド)
マザーボード ASUS「RAMPAGE V EXTREME」
(Intel X99 Express)
メモリー G.Skill「F4-3000C15Q-32GRK」
(PC4-24000、8GB×4)
ビデオカード ASUS「ROG STRIX-GTX1080-O8G-GAMING」
(GeForce GTX 1080)
SSD Samsung「SSD 950 PRO」
(M.2 512GB)
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」
(750W/80PLUS GOLD)
OS Windows 10 PRO(64ビット)

PX-1TM8PeYのCrystalDiskInfo

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