GeForce GTX 980との性能差もベンチマークで検証！
ゲームも超快適！ GTX 1080搭載でもコンパクトなゲーミングPCを試す
2016年07月29日 11時00分更新
FastSyncで遅延もテアリングも抑える！
FreeSyncは、NVIDIAコントロールパネルでオンオフが可能
またGTX 1080には、「FastSync」という機能が搭載されている。FastSyncは、高いFPS値がでるゲームであれば、従来のVsyncやFreesync双方のメリットを享受できる機能で、Vsyncオン時に起こる画面表示の遅延と、FreeSyncオン時に起こるテアリングを、どちらも抑えることが可能だ。
FreeSyncは、NVIDIAコントロールパネルを起動し、「3D設定の管理」から「垂直同期」へと進んで「Fast」を選択すれ使用できる。GTX 1080を手に入れたときは、ぜひ試してみてほしい。
クリエイティブな作業でも活躍しそう！
そのほか、PC Mark8の「Home accelerated」では、GTX 1080が、GTX 980が4871、「Creative accelerated」では、GTX 1080が、GTX 980が7266という結果になった。特にCreative acceleratedの結果をみてみると、Lev-C017-i7-VNSはゲームだけでなく、動画編集などクリエイティブな作業でも活躍しそうだ。
GTX 1080のHome acceleratedの結果
GTX 980のHome acceleratedの結果
GTX 1080のCreative acceleratedの結果
GTX 980のCreative acceleratedの結果
すべてのベンチマークでGTX 1080がGTX 980を大きく上回った。4Kディスプレーやマルチディスプレーで快適にゲームをプレーしたい人や、ゲームのほかクリエイティブな作業もこなしたい人、HTC ViveなどでVRゲームをプレーしたい人などは、GTX 1080を選択してみてはいかがだろうか。
やっぱりGTX 1080はすごかった！
フルタワーやミドルタワーケースを置くスペースはないけど、ハイスペックなゲーミングパソコンがほしい！ という人にオススメ
Lev-C011-LCi7-VNRを試してみて一番感じたのは、やはりGTX 1080のすごさだ。私は以前GTX 980をSLI構成で搭載するマシンを使ってみたことがあるが、それ以来の快適さだった。また、Mini-ITXを採用するC-CLASSなので、フルタワーやミドルタワーほど広い設置スペースを用意する必要もないほか、2.5インチ内蔵HDDベイの空スロットもあるので、後でさらにストレージを強化することもできる。
コンパクトな筐体で、ハイスペックな構成のパソコンがほしい！ という人は、ぜひLev-C011-LCi7-VNRを選択してほしい。
