GeForce GTX 980との性能差もベンチマークで検証!
ゲームも超快適! GTX 1080搭載でもコンパクトなゲーミングPCを試す
2016年07月29日 11時00分更新
GTX 1080とGTX 980の差をベンチマークでチェック
Lev-C011-LCi7-VNRの目玉は、やはりGTX 900シリーズの後継モデルとなるGPUアーキテクチャ「Pascal」を採用するGTX 1080だろう。プロセスルールが16nmに微細化したほか、CUDAコア数の高クロック動作により、描画能力が大幅に向上しているという。今回は、Lev-C011-LCi7-VNRにGeForce GTX 980(以下、GTX 980)を付け替え、GTX 1080とのゲーム性能をベンチマークで比較してみた。
3DMarkの「Fire Strike」では、GTX 1080が16520で、GTX 980が11804、「Fire Strike Ultra」では、GTX 1080が5013、GTX 980が3328という結果だった。GTX 980でもほとんどのゲームをフルHD解像度でサクサクプレーできるので、大きく上回ったGTX 1080であれば、ある程度のゲームであれば、デュアルディスプレー構成や、4K解像度でも快適にプレーできるのではないだろうか。
ゲーム系のベンチマークでは「ドラゴンクエストX Ver.14k」の最高品質、1920×1080ドット、フルスクリーンという設定で、GTX 1080が19311、GTX 980が19038という結果に。「ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」は、最高品質、1920×1080ドットという設定で、GTX 1080が16495、GTX 980が13235だった。
ドラゴンクエストX Ver.14kではあまり数値に差がでなかったが、正直GTX 980でも超快適にプレーできるので、あまり気にしなくてよいだろう。ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド ベンチマークでは、結構大きな差がついた。
バイオハザード6 ベンチマークでは、GTX 1080が19453(RANK S)、GTX 980が18160(RANK S)だった。こちらも、大きく差が開いた。そのほか、Rise of the Tomb Raiderのベンチマークでは、以下の結果になった。
GTX 1080の結果 | |
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山頂 | 153.41 FPS(min:71.41、Max:220.83) |
シリア | 95.03 FPS(min:46.23、Max:121.38) |
地熱谷 | 78.60 FPS(min:48.68、Max:110.64) |
GTX 980の結果 | |
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山頂 | 100.3 FPS(min:43.32、Max 172.18) |
シリア | 76.01 FPS(min:22.09、Max:130.22) |
地熱谷 | 71.33 FPS(min:20.68、Max:98.81) |
どちらもすべてのステージで60FPSを越えているが、最低値に結構な差がついた。