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GeForce GTX 980との性能差もベンチマークで検証!

ゲームも超快適! GTX 1080搭載でもコンパクトなゲーミングPCを試す

2016年07月29日 11時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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コンパクトながらミドルタワー並の構成にできる「C-Class」

パソコンを設置したいスペースが狭くても置けるコンパクトさが魅力のMini-ITXケースを採用している

 Lev-C011-LCi7-VNRは、Mini-ITXケースを採用する「C-Class」で、およそ幅178×奥行384×高さ292mmとコンパクトながら、GTX 1080など最大350mmまでのグラフィックスカードも搭載できる。Lev-C011-LCi7-VNRの標準構成のストレージは240GB SSD、1TB HDDだが、2.5インチベイが空いているので、さらに強化することも可能となっている。

 また、水冷CPUクーラーも取り付けできる。Lev-C011-LCi7-VNRは、冷却水を補充する必要がなく長期にわたって使用できるという、メンテナンス・フリータイプの水冷CPUクーラーを標準で内蔵する。小型な筐体の中に、ミドルタワー並の性能を詰め込めるのがC-Classの特徴だ。

メンテナンスフリーの水冷CPUクーラーを内蔵している

 私の自宅はディスプレーを置くスペースがなく、パソコンを設置するとしたらテレビに接続して使用することになる。ただ、テレビ台の上にはPlayStation 4や外付けHDDなどがすでに置いてあり、フルタワーやミドルタワーケースのパソコンを設置できるスペースはない。ただ、ギリギリMini-ITXくらいであれば置くスペースを確保できるので、ゲームを快適にプレーするスペックを搭載できるLev-C011-LCi7-VNRはとてもありがたい存在だろう。

 Lev-C011-LCi7-VNRの筐体は、サイドにメッシュパネルを採用し、側面から外からの空気が取り込める。また、前面が通気口として機能するので、サイドから取り込んだ空気を前面から排気することで高エアフローを実現している。実際に高負荷のベンチマークの計測中やゲームプレー中に筐体を触ってみたが、ほんのり温かくなっている程度だった。また、ゲームプレー中に音が気になるほどうるさくなることもなかったのは、集中してプレーするうえでありがたかった。

サイドはメッシュパネルを採用

 インターフェースは、USB 3.0端子×8、USB 2.0端子×2、HDMI端子、DVI-D端子、DisplayPort、アナログ6chサウンド、PS/2コネクターなど。USB 3.0端子×2が前面の右サイトに配置されている。マウスやキーボードを背面に接続するとコードの長さが足りなくなる……なんてときに、サイドにUSB端子があるのは便利だ。

背面とは別に前面の右サイトにUSB 3.0端子があり、マウスを接続すればコードに余裕ができる

背面のインターフェースも豊富

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