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ズバッと解決! Windows 10探偵団 第129回

定番ソフトなら大丈夫

フリーのセキュリティソフトって本当に大丈夫?

2016年06月27日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 イラスト●てりィS Factory 編集●E島/ASCII

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 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

Windows Defenderが正常に動作していると、「設定」の「Windows Defender」はこのような画面になる

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フリーのセキュリティソフトって本当に大丈夫?

 Windows 10には、Windows Defenderというセキュリティ機能が搭載されている。リアルタイムにシステムを監視し、ウィルスなどからシステムを守ってくれる。標準機能と思えないくらい高機能なので、通常はこれだけでもOK。

ここでは、定番の「Avira Free Antivirus」をインストールしてみた

Windows Defenderは自動的に無効になる

 もちろん、他のセキュリティソフトを入れてもいいのだが、その場合は自動的にWindows Defenderが無効になる。これはスキャンシステムのバッティングなどを防ぐための処置。フリーソフトとはいえ、「アバスト!エッセンシャル」(外部リンク)や「AVG Antivirus Protection FREE」(外部リンク)、「Avira Free Antivirus」(外部リンク)などの定番ソフトであれば、既知のウイルスの検出率であればWindows Defenderよりも上なので安心して利用できる。しかし、Windows Defenderは未知のウイルスにも強いので、どちらが上ということもない。

設定の「Windows Defender」を開くと、「制限付きの定期的なスキャン」という項目が現れるのでオンにする

 名前の知られていないセキュリティソフトを利用するのはお勧めできないが、何らかの理由で入れるなら、Windows 10 Insider Previewに搭載された新機能も併用することをお勧めする。前述の通り、他のセキュリティソフトを入れると、Windows Defenderは自動的に無効になるのだが、最新ビルドではそうすると「制限付きの定期的なスキャン」という項目が現れるようになったのだ。これで、最低限のスキャンを実行でき、ウィルスの感染をチェックすることが可能になる。


これでズバッと解決!

 定番ソフトなら大丈夫。しかも、最新ビルドでは「制限付きの定期的なスキャン」という機能が追加され、セキュリティソフトに加えて、Windows Defenderのスキャンも併用できるようになった


 Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!


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