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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第29回

米海兵隊のテントで寝てみました

2016年06月03日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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タグは払い下げ品の証拠

 キャリングバッグから中身を出して広げていきます。マニュアルは中に入ってるのかな? と思っていたら、補修キットが入った袋に縫い付けてありました。これならなくさないし、なかなかいいなと思います。

ひろげていきます。補修キットにはマニュアルが

 マニュアルを見てみると、以前持っていたテントとほぼ同じ構造でした。組み立て方も同じで、折りたたみ式のポールを組み立て、テント本体に差し込むだけで完成します。

構造は以前持っていたテントと同じ。ざっと見て組み立てはじめます

 テント本体とレインフライシートのほか、ポールの入った袋と補修キットの入った袋が入っていました。いずれもいちいちタグが付いているのがいかにも軍用品です。

 テントのタグに書かれているのは、コントラクトナンバーやNSNナンバーなど。

名称やナンバーが書かれたタグが縫い付けられています

 コントラクトナンバーは軍の発注番号のようなもので、2桁の数字が発注年度を表わします。このテントの場合、2005年の予算で発注されたものとなりますが、実際に作られたのはスタンプの通り2009年5月のようです。

 NSNナンバーというのはナショナルストックナンバーの略で、米国とNATO各国が使用する管理番号です。DIAMONDはメーカーで、アメリカ製でした。

組み立てます!

 ポールは3本。パイプの中にはゴムが通っていて、簡単に長いポールになります。これをテントにある袋状のところに差し込んで行きます。ここからは写真でご説明。

折り畳まれたポールは、簡単に長いポールになります

ポールをテントに差し込みます

ポールの先端を、テントに付いたベルトの穴に差し込みます

片側を差したら反対側。両側を穴に指すとこんな感じでカーブを描きます

テントを持ち上げながら残りの2本も同様に穴に差し込みます。あっという間にテントの形に

湿気除けのレインフライシートを被せてバックルで固定

ペグも入っています。河原ではペグの効きが悪く、風もなかったので荷物を入れておけば大丈夫かなということで、ペグは入口だけにしました

完成!

 一応マニュアルを確認しながらだったのと、ポールを差し込むベルトの穴がジャストサイズ過ぎてなかなか入らなくて手こずってしまったため、少し時間がかかってしまいましたが、それでも15分ぐらいで組み立て完了です。慣れたら5分ぐらいじゃないかな。ちなみに設営したのはハンヴィーの横でした。

迷彩ハンヴィーの近くに設営するなら、やっぱり青や黄色より迷彩柄がしっくりきます

 2人用だけあって、ひとりで使うには広々。出入り口は2ヵ所あって、いずれもネットにすることもできます。夏はいいですね。

寝袋を2つ並べられるだけの広さがあります。頭上と足元もかなり余裕でした

 日が暮れて、少し気温が下がりました。明け方には肌寒いぐらいで、翌朝外に出てテントを見てみたらすっかり水滴だらけ。レインフライシートを掛けてなかったら、テントがずぶ濡れになるところでした。昼間はほぼ快晴状態で超暑かったけど、やはりレインフライシートは必要ですね。

 次回は寝袋をご紹介しようと思います。

日没直後ぐらいの、結構好きな時間。キャンプは楽しいねぇ

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