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ファーウェイ通信 第20回

春の行楽シーズンはこの組み合わせが最強!

SIMフリー端末+HUAWEI WATCHでお出かけが楽しくなる!!

2016年04月27日 16時00分更新

文● 加藤肇、アスキー編集部 編集● ASCII.jp

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高尾山を実際に登ってみて
スマホとHUAWEI WATCHの組み合わせの便利さを確認する

 今回は、Mate S/GR5とHUAWEI WATCHとの組み合わせの使い勝手を検証するため、これらを携えて高尾山に実際に登ってみた。

 まずはHUAWEI WATCHでの活動量の記録だが、ウォーキングとクライミングの自動判別は非常に正確だと感じた。山頂までの道すがらで急坂や石段を登った際には、クライミングとして判別されているかのチェックを何度かしてみたのだが、ほぼ間違いなくちゃんと判別されていた。坂道を歩くと平地より2~3倍程度の運動強度になるという話もあり、日常生活でもクライミングの歩数を増やそうと意識することで、ダイエットや健康管理につながりそうだ。

歩数などを表示してくれることで実際に運動するうえでの励みになる

 また歩数の通知も、目標の達成状況がたびたび通知されるため、歩き続けるモチベーションにつながって楽しめる。目標歩数を達成すると「おめでとうございます!」と祝福してくれ、まるでパーソナルトレーナーを雇ったような気分になれるのもうれしい。

目標の数値に達成すると通知も

 なお、歩数や消費カロリーといった計測データは、ファーウェイのスマートフォン用純正アプリ「HUAWEI WEAR」でも確認できる。その日の歩数や消費カロリーはHUAWEI WATCH本体でも表示できるが、このアプリでは1日のなかでアクティブだった時間帯や月ごとのグラフ表示も確認できるため、運動の最中ではなく後から統計を把握する目的で使うといいだろう。

平地を歩いているか山道を歩いているかもほぼ正確に記録されていた(HUAWEI WEARの画面)

 HUAWEI WATCH本体の使い勝手では、スマートウォッチで多用するパーツである竜頭の位置に配慮を感じた。普段竜頭を触る機会がほとんどない通常の腕時計と違って、スマートウォッチでは当然操作に利用するのだが、この竜頭を2時の位置に配置することで、腕に装着した状態で快適に操作できる。また、画面のタッチ操作の検出も優れており、ストレスなく操作できるのも好印象だった。

スマートウォッチでの竜頭は操作機会が通常の腕時計とは比べものにならないので、操作しやすい位置に用意されている

 スマートウォッチでは話題となることが多いバッテリーの持ち具合についても、まったく問題ないと感じた。今回は、満充電の状態で午前中に自宅を出発し、昼間は一般的な使い方をしたのだが、夕方の帰宅時にまだ70%ほどのバッテリー残量があった。使用環境や操作の頻度によっても変動する部分だが、一般的な使い方であれば朝から晩まで身に付けていても追加充電の必要はないだろう。

メタル製バンドは高尾山の山登りでは特に違和感がなかった

屋外でHUAWEI Mate SとHUAWEI GR5の
カメラの性能を実際に試してみる

 次に、Mate SとGR5について。行楽で最も使用頻度が高いと思われるカメラ機能を作例で見ていこう。

 Mate Sに搭載された「プロモード」は、露出やシャッタースピードなどで細かなマニュアル設定が可能。設定を変更するとプレビューにリアルタイムで反映されるので、出来上がりを確認しながら使える。普段からInstagramで色味を変えた個性的な写真を投稿している人なら、ホワイトバランスの変更がまずはとっつきやすいだろう。

プロモードの一例としてホワイトバランスをいじってみた

 また、Mate Sのモノクロフィルターもおもしろい。標準モノクロ、コントラストを強めにした「インパクト」、柔らかな空気感を表現できる「ND」の3種類が用意されており、対象物によって使い分けられる。

モノクロ写真にも複数のフィルターが用意されており、いろいろ楽しむことができる

 GR5の「フードビューティー」モードも重宝するのは間違いない。前述のとおりこのモードでは色味などの調整が自動で行なわれ、おいしそうに見える料理写真に仕上げてくれる。下の作例からも、ビビッドな絵作りになっていることはおわかりだろう。

左がフードビューティーモードがオンで、右がオフ。オン時はより暖色系の色を強調することで食事が美味しそうに見えている

 Mate SとGR5に共通する使い勝手の部分では、本体背面の指紋センサーを利用したセルフィー撮影が便利だ。設定しておけば、センサーを長押ししてシャッターを切ることができるため、自然な体勢で撮影できる。両機種とも、ファーウェイ製スマホではおなじみの「パーフェクトセルフィー」モードにも対応している。

Mate SやGR5の指紋センサーはロック解除のみならず、長押しでシャッターなどの機能も利用できる

 以下はMate SとGR5で撮影した作例だ。

ここまでの4点はMate Sでの作例

こちらはGR5で撮影した写真

 ここで、行楽でのトラブルに備えるための便利なアプリを2つ紹介しておこう。出かける前にインストールしておけば、外出先で慌てなくて済む。

日本気象協会公式の天気予報アプリ!

Go雨! 探知機 -XバンドMPレーダ-
●日本気象協会
●無料

 スマホを空に向けてかざすと、周囲の雨量情報をリアルタイム表示してくれる天気アプリ。きめ細かい範囲かつ短い時間間隔で雨を観測できるため、集中豪雨などの予測に役立つ。「広域モード」では、60分先までの予測情報をチェック可能。過去15分以内に周囲5kmで発生した落雷情報を確認できる「雷モード」も備える。

緊急時にまずしなければならない行動がわかる!

救命・応急手当の基礎知識forポケットメディカ
●株式会社C2
●無料

 骨折や熱中症、やけど、嘔吐、刺し傷など、緊急時の対策方法を調べられるアプリ。ケガや急病への応急手当について、具体的でわかりやすい解説が読める。あくまでも一時的な手当の方法を紹介しているものだが、病院へ運ぶまでの処置がわかるだけでも心強い。まさかの事態への備えとしてインストールしておきたい。

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