高尾山を実際に登ってみて
スマホとHUAWEI WATCHの組み合わせの便利さを確認する
今回は、Mate S/GR5とHUAWEI WATCHとの組み合わせの使い勝手を検証するため、これらを携えて高尾山に実際に登ってみた。
まずはHUAWEI WATCHでの活動量の記録だが、ウォーキングとクライミングの自動判別は非常に正確だと感じた。山頂までの道すがらで急坂や石段を登った際には、クライミングとして判別されているかのチェックを何度かしてみたのだが、ほぼ間違いなくちゃんと判別されていた。坂道を歩くと平地より2~3倍程度の運動強度になるという話もあり、日常生活でもクライミングの歩数を増やそうと意識することで、ダイエットや健康管理につながりそうだ。
また歩数の通知も、目標の達成状況がたびたび通知されるため、歩き続けるモチベーションにつながって楽しめる。目標歩数を達成すると「おめでとうございます!」と祝福してくれ、まるでパーソナルトレーナーを雇ったような気分になれるのもうれしい。
なお、歩数や消費カロリーといった計測データは、ファーウェイのスマートフォン用純正アプリ「HUAWEI WEAR」でも確認できる。その日の歩数や消費カロリーはHUAWEI WATCH本体でも表示できるが、このアプリでは1日のなかでアクティブだった時間帯や月ごとのグラフ表示も確認できるため、運動の最中ではなく後から統計を把握する目的で使うといいだろう。
HUAWEI WATCH本体の使い勝手では、スマートウォッチで多用するパーツである竜頭の位置に配慮を感じた。普段竜頭を触る機会がほとんどない通常の腕時計と違って、スマートウォッチでは当然操作に利用するのだが、この竜頭を2時の位置に配置することで、腕に装着した状態で快適に操作できる。また、画面のタッチ操作の検出も優れており、ストレスなく操作できるのも好印象だった。
スマートウォッチでは話題となることが多いバッテリーの持ち具合についても、まったく問題ないと感じた。今回は、満充電の状態で午前中に自宅を出発し、昼間は一般的な使い方をしたのだが、夕方の帰宅時にまだ70%ほどのバッテリー残量があった。使用環境や操作の頻度によっても変動する部分だが、一般的な使い方であれば朝から晩まで身に付けていても追加充電の必要はないだろう。
屋外でHUAWEI Mate SとHUAWEI GR5の
カメラの性能を実際に試してみる
次に、Mate SとGR5について。行楽で最も使用頻度が高いと思われるカメラ機能を作例で見ていこう。
Mate Sに搭載された「プロモード」は、露出やシャッタースピードなどで細かなマニュアル設定が可能。設定を変更するとプレビューにリアルタイムで反映されるので、出来上がりを確認しながら使える。普段からInstagramで色味を変えた個性的な写真を投稿している人なら、ホワイトバランスの変更がまずはとっつきやすいだろう。
また、Mate Sのモノクロフィルターもおもしろい。標準モノクロ、コントラストを強めにした「インパクト」、柔らかな空気感を表現できる「ND」の3種類が用意されており、対象物によって使い分けられる。
GR5の「フードビューティー」モードも重宝するのは間違いない。前述のとおりこのモードでは色味などの調整が自動で行なわれ、おいしそうに見える料理写真に仕上げてくれる。下の作例からも、ビビッドな絵作りになっていることはおわかりだろう。
Mate SとGR5に共通する使い勝手の部分では、本体背面の指紋センサーを利用したセルフィー撮影が便利だ。設定しておけば、センサーを長押ししてシャッターを切ることができるため、自然な体勢で撮影できる。両機種とも、ファーウェイ製スマホではおなじみの「パーフェクトセルフィー」モードにも対応している。
以下はMate SとGR5で撮影した作例だ。
ここで、行楽でのトラブルに備えるための便利なアプリを2つ紹介しておこう。出かける前にインストールしておけば、外出先で慌てなくて済む。
日本気象協会公式の天気予報アプリ!
「Go雨! 探知機 -XバンドMPレーダ-」
●日本気象協会
●無料
スマホを空に向けてかざすと、周囲の雨量情報をリアルタイム表示してくれる天気アプリ。きめ細かい範囲かつ短い時間間隔で雨を観測できるため、集中豪雨などの予測に役立つ。「広域モード」では、60分先までの予測情報をチェック可能。過去15分以内に周囲5kmで発生した落雷情報を確認できる「雷モード」も備える。
緊急時にまずしなければならない行動がわかる!
「救命・応急手当の基礎知識forポケットメディカ」
●株式会社C2
●無料
骨折や熱中症、やけど、嘔吐、刺し傷など、緊急時の対策方法を調べられるアプリ。ケガや急病への応急手当について、具体的でわかりやすい解説が読める。あくまでも一時的な手当の方法を紹介しているものだが、病院へ運ぶまでの処置がわかるだけでも心強い。まさかの事態への備えとしてインストールしておきたい。
この連載の記事
-
第216回
sponsored
1万円以下ウェアラブルの大定番がさらに進化! 睡眠モニタリング精度アップの「HUAWEI Band 9」レビュー -
第215回
sponsored
本格ゴルフウォッチの機能が無料で追加!? 「HUAWEI WATCH GT 4」でゴルフのラウンドが断然楽しくなる! -
第214回
sponsored
ファーウェイ製スマートウォッチを超活用する技紹介! 公式アプリ「HUAWEI Health」の便利機能おさらい! -
第213回
sponsored
音楽を楽しむのみにあらず! ファーウェイのイヤホン5製品はテレワークやジョギング中の利用にも優れた選択肢だ! -
第212回
sponsored
「三種のガジェット」を使いこなすと本格派もエンジョイ派もランニングがもっと楽しくなる! -
第211回
sponsored
ファーウェイ製スマートウォッチは、物流トラックにゴルフ場と働く人たちの現場も支えていた! -
第210回
sponsored
これまでにない形がスゴくて使いやすいオープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」が実際にどうか試す! -
第209回
sponsored
今人気のファーウェイ製スマートウォッチ! 詳細機能比較でどれを買えばいいか、これでわかる! -
第208回
sponsored
eSIM搭載で単体でナビ&通話ができるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH 4」のスゴい新機能を見る! -
第207回
sponsored
究極の素材(ゴールド)と高度な技術の会遇 輝くスマートウォッチ「HUAWEI WATCH | ULTIMATE DESIGN」を徹底レポ -
第206回
sponsored
「HUAWEI Eyewear 2」はビデオ会議が多いビジネスパーソン向けにさらなる進化! 詳しくレビューした - この連載の一覧へ