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カメラ好きオヤジ2名で語ってみた!

発売は2月26日、OLYMPUS PEN-Fを直前実機レビュー

2016年02月24日 13時00分更新

文● 岡田清孝 編集●ASCII.jp 写真●岡田清孝

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画質に関してもチェックしていこう

「ハイレゾショットはどうだった」

「約5000万画素相当ですからね~、やはり細部まで精細に解像してましたよ。当然三脚は必須で動いている被写体はブレますが。そういえばハイレゾショットは設定で連写の間隔を変えられるで、試しに1秒間隔で街中で撮影してみたら、ちょっと不思議な写真になりました」

「なるほど、これはこれで面白いな」

8枚の画像を合成するハイレゾショットでは、動いている被写体はブレて写る。

「高感度画質は?」

「高画素なぶん画素ピッチは狭くなっているはずですが、これも『E-M1』などの従来機種とほぼ同等かと」

サンプル:高感度撮影時の画質を比較してみた

 ISO 800まではほぼ画質に変化はなく常用できる。ISO 1600では若干ディテールが失われるが気になるレベルではない。

ISO 200

ISO 400

ISO 800

ISO 1600

ISO 3200

ISO 6400

ISO 12800

ISO 25600

「銀塩時代にモノクロフィルムで写真を撮っていた人なら、"モノクロプロファイルコントロール"という機能が面白いかも」

「普通のモノクロモードと何が違うんだ?」

「フィルター効果で濃淡のコントロール、粒状感やトーンを調整できるんですが、ライブビューでダイレクトに効果が確認できるので、イメージの変化がつかみやすい。いろいろ試してみると結構ハマりますよ」

「そういえば昔はよくモノクロフィルムで写真を撮っていたな~」

モノクロプロファイルコントロールを使いこなせ

「モノクロプロファイルコントロール」ではカラーフィルター・粒状フィルム・シェーディング・ハイライト&シャドーコントロール・調色の5種類の効果が用意されている。

カラーフィルターの変更

シェーディング効果の調整

ハイライトとシャドーの調整

粒状感の調整

色の調整(写真はセピア風の暖かい色)

「実際に撮っていると、シャッター音とホールド感も良かったです」

「シャッター音は静かで、レンジファインダー機のような気品があるな」

「ホールド感はこのリアグリップの形状が秀逸なんですよね」

「デザイン的にはフラットのほうがいいと思ったが、構えてみると納得だな」

リアグリップ部分に段差を付けることで、指の収まりがよく格段に構えやすくなっている。

「こうしてじっくりと触っていると、小さくてそれでいて高級感ある。よくできたカメラだな」

「我々のようなカメラ好きオヤジのツボがよくわかってますよね」

「あぁ、いかんブラックにするがシルバーにするか、また悩み始めてしまった!」

「そうやって悩むのも、楽しいですよね」

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