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情報通信研究機構が開発「AMATERAS零」

サイバー世界の攻防を攻殻機動隊モチーフで視覚化するエンジン

2015年10月19日 16時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp

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中央オレンジ色の球体がCTFの問題サーーバを、周囲の青いリングがCTFのプレイヤーを表す

 国立研究開発法人情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究室は10月19日、「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT × SECCON CTF for GIRLS」専用可視化エンジンAMATERAS零(アマテラス・ゼロ)を開発したとを発表した。サイバー模擬攻防戦CTF(Capture The Flag)をリアルタイムに視覚化するシステム。

プレイヤーリングは、各CTFプレイヤーの得点や正答状況を表す。プレイヤー28が1問(リング内周右上で明転している「forensics01」の問題)を正答して101点を獲得しており、さらに、そのプレイヤーが別の問題を回答しようとしていることが黄色のオブジェクト(リング内周左下)で示されている

 同法人が11月に攻殻機動隊に登場するテクノロジーや世界観を現実化するためのプロジェクト「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」と共同開催する女性限定のCTF大会「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT × SECCON CTF for GIRLS」での攻防戦をリアルタイムに視覚化するため開発した。

問題ーサーバの表面には問題リングが配置されており、プレイヤーから送られてくる回答の正否をリアルタイムに視覚化する。図3の例では、「web03」の問題に回答が送られてきており、正否を判定中問題に正答すると、プレイヤーリングと問題リングとの間に「枝」がつく。また、特定のプレイヤーリングを選択すると、枝がハイライトされる。プレイヤー30が3問正答していることがわかる

 また開発の狙いとして、「セキュリティー技術の向上やサイバー攻撃の対処能力強化を目的としたCTFを、攻殻機動隊をモチーフにして視覚化することで、サイバーセキュリティーへの関心を高め、セキュリティー人材の発掘・育成に貢献すること」も挙げている。

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