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爆発の危険性のあるプラント、工場でも使える機能豊富な頑丈マシン

パナソニックの頑丈タブレットに防爆仕様が登場

2015年10月14日 17時26分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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 パナソニックは10月14日、頑丈タブレット「TOUGHPAD(タフパッド)」シリーズの新モデルとして、ガス爆発の危険性のある場所でも使用できる防爆仕様モデル4機種を発表した。10月下旬に発売する。

 国内防爆検定を所得しており、水素やガソリン、アセチレンなどの爆発性ガスのある大型プラント等第二類危険箇所(Zone2)で使用可能。NTTやauのLTE/3G回線に対応し、国内主要キャリアの音声通話やデータ通信を行なえる(別途回線契約が必要)。100dBAの大音量出力が可能な大口径スピーカーと、3つのマイクでノイズと声を分離できるノイズサプレッサーの搭載により、雑音の大きな場所でも通話可能。

活用シーン(イメージ)

 手袋をしたままでも画面タッチ操作が可能な「高感度近接検知タッチパネル」、電源を切らずバッテリーパック交換が可能なホットスワップ、高精度GPSや6軸加速度/ジャイロセンサー、デジタルコンパス、前面/背面カメラなど、さまざまな現場に対応する機能を備える。またバーコードリーダー(1次元/2次元)も装備してハンディターミナルとしても活用できる。

 本体は約幅101×奥行き188×厚み45mm(ハンドストラップ除く)、重量約600g(ケース込み)。Windows Embedded 8.1 Handheld Update2搭載の「FZ-E1B」とAndroid 4.2.2搭載の「FZ-X1A」が用意され、それぞれCPUはQualcomm MSM8974AB(2.3GHz)Quad Core、Qualcomm APQ8064T(1.7GHz)Quad Coreを採用。いずれも2GBメモリー、32GBフラッシュメモリーストレージを搭載。画面は5インチ(1280×720ドット)。

 AndroidモデルとWindowsモデルそれぞれにNTT回線/au回線向けモデルが用意されている。価格はいずれもオープンプライス。

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