このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

お小遣い稼ぎからプロへの目覚めまでをざっくり語る

ママはWebライター!クラウドソーシング主婦の苦労とやりがい

2015年09月17日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp 写真●曽根田元

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

新しい仕事の形として日本でも定着し始めたクラウドソーシング。今回はウィルゲートのクラウドソーシングサービス「サグーワークス」でプラチナライターとして活躍している2人の主婦ライターに話を聞くことができた。(インタビュアー ASCII.jp 大谷イビサ)

お小遣い稼ぎから始めたクラウドソーシングのライター業

 ウィルゲートの「サグーワークス」は、コンテンツマーケティング施策の一環として始めたライティング特化型のクラウドソーシングサービスになる。学生や主婦を中心に約9万人以上が登録会員しており、毎月10万以上の記事を作成している。今回お話しを聞いたのは、サグーワークスのユーザーの中でも、テストを受けて合格したセミプロライターである“プラチナライター”として活躍している鶴さんと市瀬さんの2人。ライティングの仕事を手がけるようになったきっかけや仕事のやりがいや苦労、クライアントを満足させる秘訣についてざっくばらんに聞いた。

アスキー大谷:まずお二人のプロフィールと、この仕事に携わるようになった経緯を教えてください。

鶴さん:私は大学1年と高校1年の子供がいる主婦です。メールの広告を見て、軽くお小遣いが稼げたらいいなあと思って登録しました。

2013年からサグーワークスユーザーで、2015年からプラチナライターの鶴さん

市瀬さん:私も高校2年と中学1年の子供がいます。長らく専業主婦で、仕事はしたいと思っていたんですけど、外に出て人の中にもまれて仕事するのが苦手でした。そうしたら、リテラシの高い息子がこういうのあるよと持ちかけてくれたんです。お小遣い稼ぎができたらなあというのと、文章書くとすっきりするかなと思って始めました。

アスキー大谷:現状ではサグーワークスのユーザーは学生さんが圧倒的に多いという話ですが、主婦のお二人が登録したきっかけはなんですか?

市瀬さん:他のクラウドソーシングのサイトはいかにもクリエイティブな感じで敷居が高い印象がありました。その点、学生さんの多いサグーワークスさんは、わんちゃんもかわいいし、サイトもとっつきやすかったので、すぐに登録しました。

ライティング特化型クラウドソーシング「サグーワークス」のWebサイト

アスキー大谷:サグーワークスを始めた頃はどんな仕事だったんですか?

鶴さん:普通のライターとして150文字くらいの記事案件からスタートです。そこからステップアップするように文字数が増え、今では少なくとも300文字とか、500文字案件がメイン。最近ではあまり苦もなく書けるようになりました。

市瀬さん:通常のサグーワークスは150円くらいの案件が多くて、書き始めるとタイマーが回ります。同時に多くの人がやっているので、時間の勝負です。

美容から金属加工、不動産まで手がける市瀬さん。2014年からプラチナライターとして活躍

鶴さん:仕事も「かんたん」「普通」「難しい」という3種類あって、「かんたん」の数が圧倒的に多い感じです。「難しい」は専門用語が多いので、読解するまでに、時間が足りなくなります。最近サグーワークスさんは単価も上がっているので、「普通」を数こなせばそこそこお金になります。

プラチナライターは朱字が入って戻ってくる

アスキー大谷:お二人はプラチナライターとのことですが、通常のサグーワークスとはどこが異なるんですか?

鶴さん:プラチナライターの試験を通ると、プラチナ案件をいただけるようになります。1000文字くらいになりますが、こちらはウィルゲートさんの方でフォローしてくれるんです。あなたの記事がここがよくないから、こう直して欲しいとか指摘してもらえます。

アスキー大谷:プラチナライターには試験があるんですね。

鶴さん:はい。募集に応募すると、試験が送られてくるので、それに合格しないとプラチナ案件はもらえません。けっこう難しいので、私も2~3回くらい添削を受けて、ようやく合格しました。

市瀬さん:サイトを見てもらえばわかるんですけど、通常のサグーワークスは時間的にも落ち着かないし、プラチナ案件は単価が上がるので、私も応募しました。私の場合、ネタによってかかる時間はあまり変わらないので、やはり単価が高い方がいいよなと。私も3回くらい記事を書いて、再テストを受けました。

アスキー大谷:赤ペン先生みたいですね。

鶴さん:そうです。他の人から見て自分の記事はこう見えるのかと勉強しながら書いていくので、だんだん磨きがかかってきた感じです。

市瀬さん:私も添削を受けて磨かれた感じです。難しい案件とかは、用語を置き換えるのが難しいので、コピペしてませんか?と聞かれます。もちろんコピペはしてないのですが、何回か書き直すこともありましたね。最近はあまり朱字も入らずに通ることも多いです。

鶴さん:それは優秀だからですよー。私はけっこう真っ赤になって戻ってきます。

「それは優秀だからですよー。私はけっこう真っ赤になって戻ってきます」(鶴さん)

アスキー大谷:私もアルバイトで入った頃は、フロッピーディスクで朱字が戻ってきたことあります(笑)。元の原稿の痕跡すら残ってませんでした。

鶴さん:自分の中では筋が通っていると思って記事を提出するんですけど、第三者が見るとわかりにくいという指摘は多いです。そういた場合は、より詳しく書くか、削除するといった選択をします。あと、同じような言葉や表現が多いと、チェックされます。

(次ページ、金属の表面加工に関する記事の依頼がありました)


 

前へ 1 2 3 次へ

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ