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IFA 2015レポート 第23回

「ハイレゾ」「アナログ」「ポータブル」がアツいIFA発のオーディオ製品

欧州ではハイレゾと、対極的なアナログの波がじわじわきている

2015年09月14日 16時25分更新

文● 折原一也、編集●ASCII.jp

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今年もソニーは「ハイレゾ」を大々的にアピール

 IFA 2015で例年以上に盛り上がりを見せていたのがオーディオだ。日本で特に盛り上がりを見せる「ハイレゾ」関連製品、世界的なムーブメントで欧州でも再び脚光を浴びる「アナログレコード」、そして引き続きブームの「ポータブルオーディオ」と国内外のメーカーの新製品がズラリと並んだ。

 そんなIFAで見つけたオーディオ関連製品をまとめて紹介しよう。

「ハイレゾ」関連は、やはり日本ブランドの独壇場。

 新ウォークマンAとウォークマンZX2をプレスカンファレンスで発表したソニーを筆頭にして「ハイレゾ」の認知を欧州にまで広めたいパイオニア、オンキヨーがIFA 2015で新製品を披露。

 オーディオシステムも既存のHi-Fi製品だけでなく「ハイレゾ」対応のソニーのCAS-1などユニークな製品が登場している。

ソニーの新ウォークマンAシリーズ。欧州では日本ほどの需要はない音楽専用プレイヤーだが色とりどりのデザインは注目。16GBモデルは280ユーロ

同じくソニーのウォークマンZX100。価格は700ユーロ。ブース奥で試聴できる環境が用意されていた

ポータブルではない”ハイレゾ”として登場したソニーのデスクトップオーディオCAS-1。価格は900ユーロ

パイオニアが欧州で11月に発売するAndroidベースのハイレゾプレイヤーXDP-100R。384kHz/24bit、DSD、更にMQA形式に対応。オンキヨーも同一筐体の別バージョンを出展していた

パイオニアは同社のプリメインアンプにDAC内蔵したA-70DAを欧州で初披露。日本でも9月3日にリリースが発表され価格は21万円

テクニクスがトップローディング方式のCD/ネットワーク一体型プレイヤー「OTTAVA」C500を披露

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