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大人子供関係なく楽しめる野球盤の魅力とは

おっさんが本気! ボールが宙を飛ぶ「野球盤 3Dエース」で対決だ!

2015年05月05日 15時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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「野球盤 3Dエース」を編集部の大人がマジ対決!

 「懐かしい!」「子供の頃よくやってた!」「消える魔球!」。これは、“野球盤”というフレーズを聞いて編集部員たちが言ったセリフだ。確かに、野球盤というと今バリバリ働いている年代の人たちが子供の頃に遊んでいた玩具だろう。しかし、野球盤は現在もなお進化し続けていることをご存じだろうか。

懐かしいなんて言わせない!
進化した「野球盤 3Dエース」

野球盤ではおなじみの消える魔球も健在

 そんな現役バリバリな最新の野球盤こそ、1972年に「消える魔球」を初めて採用したエポック社が発売した「野球盤 3Dエース」だ。野球盤 3Dエースの大きな特徴は、何といっても野球盤で初となるボールが実際に宙を飛ぶ「3D ピッチングシステム」を採用する点だ。従来の野球盤では、ピッチャーが投げたボールはバッターの元まで転がっていくものだったが、野球盤 3Dエースでは実際にピッチャーがボールを“投げる”ように宙を飛んでいくのだ。

 そんな野球盤 3Dエースが編集部に届いた。箱から中身を取り出し、机の上に置いていると、編集部の大人たちがわらわらと集まってきた。皆「懐かしい」「昔やったなー」と言うので、実際に3D ピッチングシステムを見せると、「スゲー!」「試合したい!」と野球盤 3Dエースを子供のようなキラキラした目で見ていた。

 そんな中でも特に強く興味を持っていたのが、編集部ではベテランのオカモトとミズシマ、若手のマツノだ。ちょうど私を入れて4人だったので、では実際に試合をしようではないかということになった。

大人たちも本気になる!
野球盤 3Dエースで実際に勝負してみた

編集部のベテランのオカモトとミズシマが対決!

 まず最初に対戦したのがオカモトとミズシマ。密かにピッチング練習をこなしており、「投球は完璧だ」と豪語するオカモトと、このためにわざわざ会議室をおさえるくらい試合を楽しみにしていたミズシマの熱い激闘の幕が開けた。

 ちなみにイニングは6回で、消える魔球の回数については、大人なのであまり頻繁に使わないでおこうというふわっとしたルールになった。まずはピッチャーがオカモトで、バッターがミズシマ。バッターは、歴代の野球盤と変わらずレバーを引いてタイミングよく離すだけというシンプルな操作方法だ。対照的にピッチャーは、球が飛ぶようになったことで球種が増え、操作は少し多くなった。

 ピッチャーの操作にはレバーを二つ使用する。1つは球を投げるレバーで、もう1つは、消える魔球の使用と、ピッチャーの投球を飛ばすのではなく転がすようにするレバー。球を飛ばすと変化球は使用できないので、変化球を使いたい時や緩急を付けたい時などに使用する。レバーを手前に引けば消える魔球が発動でき、奥に押し込めば転がる球を投げられる

右側のレバーで球を投げる、左側のレバーを手前に引くと消える魔球に、奥に押し込むと転がる球を投げられる

 変化球は、投げる球の強弱により、チェンジアップ、スライダー、シュート、カーブ、シンカーが使用できる。しかし、これはあくまで使用できるであって、絶妙な強弱のコントロールを使いこなさないといけない。投球レバーの引きが強すぎるとあまり曲がらないし、弱すぎるとバッターボックスに届く前に曲がってしまう“大暴投”になるからだ。

レバーを引く力が弱すぎると、野球盤 3Dエースのロゴの当りで急カーブしてしまい、バッターボックスに届かない

 オカモトは、ピッチング練習をしていただけあって飛ぶ球と、変化球の転がる球をうまく使い分ける、技ありのピッチングを見せ、ミズシマは苦戦していた。結果、3回まで0対0という投手戦になる結果となった。ミズシマは投球練習をみっちりこなしていたわけではないが、オカモトもピッチング練習はこなしていたが、あまりバッティングについては練習していなかったのだ

密かに練習し、ピッチングには自信満々のオカモトと、野球盤 3Dエースで試合するのをすごく楽しみにしていたミズシマ

 バッティングはタイミングが合って、かつ外野にある「1BH」「2BH」「3BH」と書かれた場所にボールを飛ばさないといけないので、なかなか出塁できても得点につながらなかった。また、内野守備にトンネルがついたグローブポケットを採用し、ただの凹みだった従来製品と比べ、フライ球やライナー性のあたりにも対応可能になったのも投手戦になった要因の一つだろう。

内野守備にトンネルがついたグローブポケットを採用外野にある「1BH」「2BH」「3BH」と書かれた場所にボールを飛ばさないといけないのでなかなか両者とも出塁できない

 試合が大きく動いたのは4回の表。ミズシマが2連続ヒットで1、3塁になると、次の1球が穴のないフィールド上で止まった。野球盤には、判定が微妙な時に決めるためのルーレットがある。ミズシマがルーレットを回すと、2BHで止まった。これで1対0、そのあともう一回ヒットを放ち、2対0となった。

フィールドに落ちて止まった場合は、ルーレットで判定
初の得点に歓喜するミズシマ

 逆転に燃えるオカモトは、5回に1点を返すが、反撃も空しく2対1でミズシマの勝利となった。本気で喜ぶミズシマと、本気で悔しがるオカモト。2人の試合を見ていて感じたのが、野球盤はピッチングスキルや戦略などで戦況が変わるほか、飛ぶ場所やルーレットなど、運も必要と一筋縄ではいかない奥の深いゲームということだ。

結果は2対1
勝利を喜ぶミズシマと、悔しがるオカモト

(次ページ「ホームランも出た! 若手対決、マツノ対ヤヒロ」へ続く)

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