Nissin Air Systemを応用したほかの製品も?
—— 将来的にNissin Air Systemは他の製品にも搭載されるんでしょうか。
國頭「考えています。今回のAir1を普及させたいということで、ローエンドモデルからにしました」
—憬-Kay-「一番いいのは、ワンオフであるところだよね。いろんな製品を組み合わせて用意する必要がない。Di700AとAir1だとセットだから、信頼が置けるっていうのは強み」
國頭「オフカメラライティングの受け皿としてはじめるのにはいいなと思っています。オフカメラライティングは赤外線やストロボシンクロ、ラジオなどありますが、ごちゃごちゃです。そのスタート地点になればいいなと思います」
—憬-Kay-「ライトユーザーからするとバッテリーチェッカーを持っている人も少ないし、電池でどれだけ持つのか気になると思うんです。そこの対応はないんですか」
下田「リチウムイオンバッテリーだと残量を取得することはできるんですが、乾電池だと難しいですね。大雑把にはできるんですが、それもだいぶファジーなので、気持ち目安くらいです。逆に混乱するかもということで搭載していません」
國頭「Air1は、単4で3000回くらいですね」
—— Air1側はそんなに気にしなくてよさそうですね。
—憬-Kay-「受信ユニットだけを作る予定はないんですか。既に持っている製品も使えるとうれしい。しかもメーカー関係なく」
國頭「Di700Aと同じ仕様になってしまう問題はありますが、実は考えはあります。でもTTLが難しい……」
—憬-Kay-「いや、シンクロだけしてくれるだけでもいいんですよ」
下田「ご意見は頂いてるんですよ。調光云々はいいからシンクロだけすればいい、という機器ですよね」
—憬-Kay-「そうです! ちゃんとシンクロしてくれるだけでいいんです!」
—— バンクの中にあっても確実に発光してくれる機材は重要ですよね。個人的及び、一部ユーザー的に重要な質問を最後に……
下田「答えられる範囲であれば(笑)」
—— ソニー版はいつですか!!
國頭「6月のフォトネクストに展示できれば……!
下田「できればいいなぁくらいで考えていてください」
—— ありがとうございました!