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T教授の「戦略的衝動買い」 第326回

高級スマホデジカメ「DMC-CM1」にストラップを付けられる「Pluggy Lock」を衝動買い!

2015年04月01日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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DMC-CM1との相性はバツグン!
ただしオーディオ機器では使えないモノも……

DMC-CM1のイヤフォン端子は手前中央。デジタルミュージックは専用ハード派の筆者はイヤフォン端子は一切使うあてがなかったので幸いした

DMC-CM1のイヤフォン端子は手前中央。デジタルミュージックは専用ハード派の筆者はイヤフォン端子は一切使うあてがなかったので幸いした

プラグ部分(右)はマグネットでキーホルダー側(左)にくっついてくるので容易に取り出せる

プラグ部分(右)はマグネットでキーホルダー側(左)にくっついてくるので容易に取り出せる

プラグ部分は、ねじ込み式の先端部分(左端)、ゴムリング部分(中央)、ネジ式フック部分(右端)の3つからなる

プラグ部分は、ねじ込み式の先端部分(左端)、ゴムリング部分(中央)、ネジ式フック部分(右端)の3つからなる

 実際の使い方は極めて簡単だ。プラグをスマホなどのイヤフォンジャックに挿入し、フック部分を数回ねじれば、金属ネジ部分が縮まって、間のゴムが圧迫され太くなる。太ったゴム部分はイヤフォンジャック内の側面部分を圧迫して、当然のごとく抜けにくくなるというものだ。

ゴム部分をしっかり持ってフック部分を3回ほど捻ると、中央に挟まれたゴム部分が圧迫されて太く膨らんでくる。単純な原理が素晴らしい

ゴム部分をしっかり持ってフック部分を3回ほど捻ると、中央に挟まれたゴム部分が圧迫されて太く膨らんでくる。単純な原理が素晴らしい

ゴム部分が膨らんだフック部分を元のキーホルダー部分に押し込もうとしてもゴム部分が太ってサイズが大きくなっているので、まったく入らない

ゴム部分が膨らんだフック部分を元のキーホルダー部分に押し込もうとしてもゴム部分が太ってサイズが大きくなっているので、まったく入らない

この原理を逆に考えると、イヤフォンジャックに突っ込んだPluggy Lockのフック部分を数回捻ると、内部に入っているゴム部分が太って簡単には抜けなくなる仕組み

この原理を逆に考えると、イヤフォンジャックに突っ込んだPluggy Lockのフック部分を数回捻ると、内部に入っているゴム部分が太って簡単には抜けなくなる仕組み

 実際に、プラグ部分とゴム部分の2ヵ所を、両手のそれぞれの指で摘んで2~3回捻ってみると、挟まれたゴム部分が圧迫され丸く太ってくるのがよくわかる。出荷時に収納されてきたキーホルダー部分に収納しようとすると、まったく入らないので、その太り具合は自明だろう。

ストラップのためだけに購入した専用ケースを取り外し、Pluggy Lockにストラップを付けただけで操作性は一挙に向上した

ストラップのためだけに購入した専用ケースを取り外し、Pluggy Lockにストラップを付けただけで操作性は一挙に向上した

 早速、DMC-CM1にPluggy Lockを取り付け、ストラップも通してみた。けっこう強い力で引っ張ってみたがびくともしない。輸入代理店のウェブページには、耐荷重3.2Kgとの評価もあるが、過信は禁物だ。

 メーカー側の保証もあくまで通常のアクセサリーフックとしての販売スタイルなので、スマホなどの落下による責任保証はない。あくまで個人のリスクでの使用となる商品だ。

 スマホ系のイヤフォン端子で試してみたが、筆者の持っている数台では問題なく取り付けや取り外しが可能だった。ただし、オーディオ系の商品では、最後までPluggy Lockが挿入できないものもあった。

 当然ながら、オーディオ系機器やスマホをデジタルオーディオプレーヤーとして頻繁に使用しているユーザーなら、Pluggy Lockと本当のイヤフォンの差し替えが頻繁に発生するので実用的かどうかは本人の判断になるだろう。

 筆者のDMC-CM1は、本来はストラップがマストであるアイテムにも関わらず、スマホベースの商品だということで、ストラップホールがない。

 今回、筆者自身はDMC-CM1をオーディオプレーヤーとして使う予定がまったくないために、Pluggy Lockは最高のパートナーとなった。

DMC-CM1を見直すほどに完ペキなアクセサリー

指先の滑り止めとして、昔はやったスマホ用のラバー製の「スマートパンツ」も同時に装着したら、操作性はますます向上した。Pluggy Lockもスマートパンツも、やっぱりゴムと頭は使いようだ。(^_^;)

 何かにつけて専用革ケースが好きなユーザーなら問題ないことだが、実際に使ってみるとDMC-CM1は裸で使うのがもっとも操作しやすく実用的で格好いいデジカメだと分かる。

 いつもポケットに入れてシャッターチャンスを狙うデジカメなら、スピーディで確実な操作性が第一だ。

 一時は手放そうかと考えたDMC-CM1だがPluggy Lockで繋ぎ止めることができた。それでも外観スマートなスマートフォン型デジカメはアウトドアでの撮影では、極めてスリッピー(滑り落としやすい)だ。

 筆者は、Pluggy Lockと昔流行ったスマホ用の「スマートパンツ」を併用することで、やっとDMC-CM1を便利な“スマホデジカメ”として使える自信が付いた。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:Pluggy Lock(シルバー)

価格:ヨドバシ・ドット・コムにて4290円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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