長年培ってきた熟練の技術をもとに、手間ひまを惜しまず調理した、ブランド史上最高峰のプレミアムな一品が登場する。ただし、ボンカレーだ。
大塚食品は2月3日、ブランド史上最高品質の実現をうたう「The ボンカレー」を2月12日から全国で販売すると発表した。希望小売価格は540円。繰り返すが、540円。
素材には、やわらかくなるまでじっくり時間をかけて下ごしらえしたという牛スネ肉や、国産の玉ネギ・じゃがいも・にんじんなどを使用。カレーソースは、香味野菜とフルーツをじっくり炒め上げ、コクとうま味を引き出していく一次加熱と、自家製ルウにブイヨンや牛テールスープ、カレー粉を加え、最適なとろみになるまで温度を上げる二次加熱の「二段仕込み」で仕上げた。
さらに、粗びきにした6種類のスパイスとカルダモンを加えたことで、芳醇な薫りが楽しめるという。なお辛さレベルは、同社辛味基準で「中辛」。
ボンカレーといえば1968年2月12日に世界初の市販用レトルト食品として発売されて以来、レトルトカレーの定番としておなじみのロングセラー。発売から47年目の記念すべき2月12日に、素材や仕込みにこだわり抜いたボンカレーシリーズの最高峰としてThe ボンカレーが登場するわけだ。
庶民の味、家庭の味というイメージも強いと思われるボンカレーブランドらしからぬ価格にも驚くが、それ以上に気になるのは、やはり味だろう。今から発売が待ち遠しい。