ウェアラブルに、センサーネットワークに、モノのインターネット化で世界を変えそうな予感
インテル、ボタンサイズのコンピューター「Curie」をCESで発表
2015年01月07日 14時27分更新
米インテルは1月6日、ラスベガスで開催中のCESにてウェアラブル機器向けのコンピューターモジュール製品「Curie」を発表した。
Curieは同社の開発ボード「Galileo」などにも搭載したQuarkプロセッサの SOC版「Quark SE SoC」をコアに、384KBフラッシュメモリと80KB SAM、Bluetooth LE通信モジュール、6軸加速度センサー、充電式電池などを一体化したもの。
最近流行のフィットネストラッカーといったウェアラブル用途を中心に、各種のIoT(モノのインターネット)に利用を見込んでいるようだ。Curieは2015年後半の提供を開始しているという。また、インテルではオークリーとコラボしたスポーツアイウェア、ブレスレットのように手首に巻いて携帯できる小型マルチコプターコンセプトを展示するなど、ウェアラブルを始めとした“モバイルデバイスを超えるコンピューター”への展開に意欲的なようだ。