ユーティリティーでお手軽、
6400×3600ピクセル、5120×2880ドット バイ ドット表示
5K iMacの標準的な解像度は先に挙げた通りだが、「Retina DisplayMenu」(無償)、「QuickRes」(4ドル)といったユーティリティーを利用すると、6400×3600ピクセルや5120×2880ピクセル(ドット バイ ドット時)で表示できるようになる。QuickResを使って実際に試してみたのが、以下の写真だ。
「最適(Retina)」の疑似解像度2500×1440ピクセルや、「スペースを拡大」の3200×1800は、27型というサイズもあって非常に画面スペースが広く感じられる上に、特に文字表示がキレイで読みやすい。静止画/動画の編集・視聴だけでなく、ウェブサイト/電子書籍も楽しみやすいだろう。
最大の解像度6400×3600ピクセル、また5120×2880ピクセルのドット バイ ドット表示にした状態では、さすがに文字が小さすぎて読みにくかったり、マウスカーソルを見失いやすかったりするものの、高解像度の画像や動画を編集する方には魅力的かもしれない。
ASCII.jpでは、実際に細々と操作してみた印象やベンチマーク結果を今後掲載予定だ。27型というサイズ、OS X Yosemite、Retinaディスプレイという5K iMacの魅力をさらに知りたい人にはぜひ読んでほしい。
お詫びと訂正
初出時、「6400×3600でドット バイ ドット表示」の旨を記載していましたが、正しくはドットバイドット表示となるのは解像度「5120×2880ピクセル」の時で、6400×3600ピクセルは表示できる最大解像度となります。 訂正いたしますとともに、読者ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
主なスペック | |
---|---|
メーカー | アップル |
製品名 | iMac Retina 5Kディスプレイモデル |
CPU | Core i5(3.5GHz、クアッドコア) |
メモリー(最大) | 8GB 1600MHz DDR3 (32GB) |
ストレージ容量 | 1TB Fusion Drive |
ディスプレー | 27型IPS液晶 Retinaディスプレイ、LEDバックライト |
画面解像度 | 5120×2880ドット、約218ppi |
GPU | AMD Radeon R9 M290X(2GB GDDR5) |
インタフェース | Thunderbolt 2端子×2(Mini DiplayPort出力対応)、USB 3.0端子×4、Bluetooth 4.0 |
カードスロット | SDXC対応 |
ネットワーク機能 | 無線LAN(IEEE 802.11ac)、有線LAN(1000BASE-T) |
オーディオ機能 | ヘッドホン/光デジタルオーディオ出力端子、内蔵スピーカー、デュアルマイクロホン |
サイズ | 幅650×高さ516×奥行き203mm |
重量 | 9.54kg |
OS | OS X Yosemite |
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