初開催、オープンしたてのサーキットを
ミクZ4が駆け抜けた!
昨年まで、毎年6月に開催されていたSUPER GT唯一の海外戦。マレーシアのセパンサーキットで、ドライバーにもマシンにもタイヤにも厳しいレースとして知らせており、シーズン序盤の第3戦に組み込まれていた。
それから一転、今年は同じ南国でもタイにステージを移した。カンボジアにほど近いブリラムに完成したばかりの「チャーン国際サーキット」にて、しかも第7戦というシリーズを占ううえでも超重要なレースとして開催されたのである。このサーキットのこけら落としイベントがSUPER GTであり、タイの雨期である10月4~5日というスケジュールであった。なお、日本からタイまで6時間、スワンナプーム空港からサーキットまでクルマで6時間という、かなりタフな移動だった。
もちろん日本のチームは誰も走ったことがなく(地元チームは練習走行をしていた)、片岡選手は事前にシミュレーターでトレーニングしたとのことだったが、ほぼ全チームぶっつけ本番であった。今回は数年ぶりに金曜日の練習走行が復活し、限られた時間でコースに慣れるべくコースウォークも含め、ドライバーもチームも1秒を惜しんで走っていた。
セパンも灼熱だったが、ブリラムも負けず劣らずの灼熱で、雨期だが雨は少なめで晴れると路面温度が60度近くにまで上がったほど。スコールの可能性もあったので、タイヤ選びに悩まされたレースだと言える。
予選は7位から6位に昇格!
予選日は快晴で気温は常に30度を超えていた。そんな中、谷口選手が予選1回目を担当。砂コース上に散乱し、スリッピーになっていたものの「1'35.669」を記録して、12位で通過した。
予選2回目は片岡選手がステアリングを握る。なかなかクリアが取れずに苦戦したものの、なんと数少ない34秒台「1'34.611」を出して7位に。だが、予選後の車検で2番手タイムを出していた61号車(SUBARU BRZ R&D SPORT)が失格となったことで順位が繰り上がり、翌日の決勝レースはなんと6番グリッドからとなった。
(次ページでは、「大波乱の決勝レース」)
この連載の記事
-
第26回
ゲーム・ホビー
ついにBMWからチェンジ! ミクGT、2015年の参戦体制を発表! -
第25回
ゲーム・ホビー
初音ミクZ4がロボに変形する「GearTribe」予約は10日まで! -
第24回
ゲーム・ホビー
ミクZ4も表彰! 3年ぶりにJAF MS表彰式に潜入! -
第23回
ゲーム・ホビー
天使のミクさんがSUPER GTで2度目の女王戴冠! -
第21回
ゲーム・ホビー
ミクZ4、GT最終戦の予選で3位! てっぺん見えたか!? -
第19回
ゲーム・ホビー
【写真アリ】GSR、福岡でレースクイーン撮影会を開催! -
第18回
ゲーム・ホビー
ミクZ4、鈴鹿でランキングトップに返り咲き! -
第17回
ゲーム・ホビー
BMWがミク型ロボに変身! ついにティーザー公開! -
第16回
ゲーム・ホビー
鈴鹿1000km予選! ミクZ4は苦しい17位! -
第16回
ゲーム・ホビー
レーシングミク仕様のサングラスでモテる! - この連載の一覧へ