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”次のスマホ・タブレット”が分かる! 部材や充電が熱いCEATEC 2014

2014年10月09日 11時00分更新

文● 林佑樹(@necamax

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TDK
約70cm離れた端末にワイヤレス給電

 TDKでは磁界共鳴を利用したワイヤレス給電のデモを行なっていた。磁界共鳴とは、ふたつの音叉が共鳴するアレみたいなものと認識してもらうとして、飛距離は約70cmと、急に現実味を感じるレベルのものを展示していた。

 デモではスマホへの給電を想定したものや、70cm離れたところにあるライトを点灯させるなど、ぱっと見で純粋にスゴイと思えるものだった。担当の説明員さんがすごく分かりやすく楽しく教えてくれるので、テクノロジー話が苦手な人でも逃げ腰にならず、まずは見てみるといい。

写真下部にある白色のテーブルにコイルがあり、そこから給電しライトが点灯している

テーブルの裏側の様子

写真奥のリング上に光っているLEDに注目。特定の場所だけを充電する手法も考えているようで、来年が楽しみ

こちらはモバイル製品向けのワイヤレス給電ソリューションで、電磁誘導で充電を行なう。スマホ用はもちろんとして、今後増えてくるウェアラブル系デバイスも視野に入れているため、端末側のコイルはさらに小さくしたいそうだ

モバイル向け非接触給電ソリューション解説パネル

方式は異なるがワイヤレス給電のデモは豊橋技術科大学/大成建設ブースでも行なわれていた

ダイヤのゴムとタイヤないのスチールベルトを利用しての給電で、エアギャップがない点や走行中にも充電可能といったもの。CEATECで初披露だったようで、これからの技術である

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