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2TB SSD&6TB HDDで、海外の大作3Dゲームだろうとノンストレスでプレイ可能!

やりすぎ! マウスとASCII.jpが最強最速を求めた超高容量コラボPC

文●高橋量

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本記事で紹介している「NEXTGEAR i640GA4-SP-ASCII」のGPUは「GeForce GTX 780Ti」ですが、よりお得な「GeForce GTX 980」への無償アップグレードキャンペーンを実施中です!

 マウスコンピューターの「NEXTGEAR i640GA4-SP-ASCII」は、型番からおわかりいただけるように、ASCII.jpとのコラボで企画されたデスクトップだ。コラボモデル3代目となる本機のコンセプトはズバリ「ゲームを思いっきり楽しめる超高速ストレージ搭載マシン」というもの。

 GPUにはGeForce GTX 780Tiを採用し、ストレージとして2TB SSD(1TB×2のRAID 0構成)と6TB HDDを搭載。海外製の大作ゲームでもヨユーでサクサク動作する上に、大量のソフトをインストールしてもストレージの容量不足で困ることはない。しかもコラボモデルならではのお得な価格(税別27万9800円!)で提供する、ゲーマー垂涎のゲーミングPCなのだ。今回はこの「NEXTGEAR i640GA4-SP-ASCII」について、ベンチマーク結果を交えながらゲーミングPCとしての実力を検証したい。

GeForce GTX 780Tiと合計8TBのストレージを搭載したASCII.jpコラボモデル「NEXTGEAR i640GA4-SP-ASCII」(液晶ディスプレーは別売り)

合計8TBの超高速&大容量ストレージ

 「NEXTGEAR i640GA4-SP-ASCII」のストレージにはRAID 0で構成された2TBのSSD(1TB×2)と、6TBの大容量HDDを採用している。システムドライブ用のSSDは「Samsung 840EVO」シリーズの1TBモデル。単体でも520MB/秒の高速なアクセスが可能だが、2台をRAID 0のストライピング構成でまとめることで、より高速な2TBの大容量ドライブとして利用可能だ。

システムドライブ用のストレージとしてサムスン製の「Samsung 840EVO(MZ-7TE1T0)」2台を、RAID 0構成で使用している

「CrystalDiskInfo」によるSSDの詳細情報

 さらにデータの保存やソフトのインストール用に、6TBのHDDを用意している。SSDと合わせて8TBものストレージ容量を持っているわけだが、これだけあればストレージの空き容量で困ることはないはずだ。

セカンドドライブ用のストレージはウェスタンデジタル製の6TB HDD「WD60EZRX」

「CrystalDiskInfo」によるHDDの詳細情報

 読者のなかには、これほど大容量のストレージは必要ないと考える人もいるかもしれない。だが下記の表からもわかるとおり、最近では1本あたりの必要ストレージ容量が20GBを超える大作ゲームも珍しくない。複数のゲームをインストールしたり、アップデートや追加コンテンツを適用するなら容量は大きいほうがいい。

主な人気ゲームの必要ストレージ容量
タイトル 容量
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア 20GB
ウォッチドッグス 25GB
バトルフィールド 4 30GB
コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア 40GB

 またシステムドライブとして利用するRAID 0構成のSSDは対障害性が低く、使用しているSSDのうちどれかひとつにでも不具合が生じるとすべてのデータが失われてしまう欠点がある。そこでHDDの一部を、システムドライブのバックアップ領域として使うことを提案したい。

 たとえばシステムドライブのイメージを定期的にHDDへバックアップすることで、大切なプレーデータを保護することができる。標準ではHDDにひとつのパーティションが設定されているが、バックアップ用のパーティションを用意するのもアリだ。この点を考慮にいれても、ゲーミングPCに大容量ストレージが必要である点がおわかりいただけるだろう。

試用機のパーティション構成。システム用のCドライブには1.8GB、データ保存/ソフトインストール用のGドライブには5.45TBが割り当てられていた

Cドライブの空き容量は1.77TB

Gドライブには5.45TBの空き容量が確保されている


(次ページ「CPUはHaswell Refresh世代のCore i7-4790(3.6GHz)」へ続く)

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