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ゲームも仕事も1台で! コスパ最強15.6型ノート「mBook-T」を検証

パーツ構成を考えるとかなりお買い得なモデル

ハイスペックでコスパ最強! しかも上質ボディの15.6型ノート「mBook-T」

文●高橋量

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 ゲームも仕事もストレスなくこなせるリーズナブルなノートが欲しいという人におすすめしたいのが、10月24日に発表されたマウスコンピューターの15.6型デスクノート「mBook-T」だ。クアッドコアCPUのCore i7-4710MQ(2.5GHz)とGPUにGeForce GTX860Mを搭載しながらも、最小構成価格は10万7784円からとお得感は満点。

 フルHDの15.6型ディスプレーはゲームを高精細な画面で楽しんだり、文書作成や動画編集などの作業を効率的に行なうのに向いている。今回はこのmBook-T(MB-T700B)について、外観や各部の使い勝手を中心にレビューしていこう。

Core i7-4710MQ(2.5GHz)とGeForce GTX860M(2GB)を搭載した、マウスコンピューターの「mBook-T」

使いやすさを考慮した本体デザイン

 「mBook-T」は高性能なパーツを搭載した15.6型ノートだけあって、ボディはやや大きめだ。重量も約2.6kgとそれなりにあるが、自宅や会社のデスクでの利用が中心となるモデルのため、持ち運びやすさについてはそれほど重要ではない。

 本体サイズは約幅376×奥行252×高さ34.9mmで、フットプリント(接地面積)はB4サイズ(幅364×奥行き257mm)よりもひと回り大きい程度だ。ボディの素材は樹脂製で、天板には光沢のあるグロス加工が施されている。天板に細かなパターンがプリントされていたりパームレストにテクスチャー刻み込まれているため、のっぺりした印象はなく安っぽさも感じられない。

光沢加工の施された「mBook-T」の天板。色合いは濃いグレーだ

天板には細かな模様がプリントされている

底面部はシンプルな作り。バッテリーは取り外し可能で、経年劣化で容量が減っても自分で交換できる

 ディスプレーのサイズは15.6型で、解像度は1920×1080ドットのフルHDに対応している。液晶パネルはIPS方式ではなく、VA方式だと思われる。視野角の広さや発色の良さはIPS方式ほどではないが、通常の利用には問題ない範囲だ。なにより光沢を抑えたノングレアタイプのため、長時間使っても目が疲れにくいのはありがたい。

ディスプレーの解像度は1920×1080ドット。光沢のないノングレアパネルを採用している。視野角についてはIPS方式ほどではないが、そこそこ広めだ

 キーボードはテンキーありの103キー構成だ。キーピッチは19mmで、デスクトップ向けのフルサイズキーボードと同じ大きさが確保されている。Enterキーの周辺にやや小さなキーがあるものの、全体的にサイズはほぼ均一で打ち間違いは少ないだろう。ただしテンキーについては標準的な4列5段ではなく、3列6段となっている。演算子(四則演算の記号)がやや入力しづらいが、エクセルなどで数値だけを入力するような作業には問題ない。

キーボードは数値入力に便利なテンキー付きで、キーピッチは19mm。パームレストのカラーは暗めのブルーとなっている

 キーストロークは2mmで、ノートとしては十分なサイズが確保されている。入力時には軽い底打ち感があるが、気になるレベルではない。またキーを強く押してもたわみはなく、タイプ感に関してはまったく問題のない仕上がりだ。

キーボードの右上にあるコントロールボタン。ボタンひとつで液晶ディスプレーの表示や省電力モードを切り替えできる

ACアダプターのコネクターはミッキータイプ。サイズはやや大きめだ

マウスコンピューター/G-Tune


(次ページ「必要十分なインターフェース構成」へ続く)

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