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2in1タブレットからハイスペックゲーミングPCまで、4製品

担当者推薦、本当に買い得のPC/タブレットはこれだ!

文●松野/ASCII.jp編集部

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 年末年始はとにかく忙しいが、ついつい財布の紐が緩みやすい時期でもある。読者の皆様も、冬のボーナスが入ったら買おうか買うまいか迷っている製品が1つくらいはあるのではないだろうか。

 デジタル製品で大きな買い物といえば、真っ先に思い浮かぶのはやはりPCやタブレットだろう。近年はPCも低価格化しているとはいえ、それなりに値は張るので、購入にあたって悩む人も多いはず。利便性の高いタブレットやモバイルノートにするか、ゲームがサクサク動くハイスペックPCにするか、コストと性能のバランスを取るのか……選択肢はさまざまだ。

マウスコンピューターで個人向け製品(マウスコンピューターブランド)を担当する畦田寛之さん(右)と、ゲーミングPC(G-Tuneブランド)担当の杉澤竜也さん(左)にお話をうかがった

 そこで今回、豊富なPCのラインアップをそろえるマウスコンピューターにお邪魔し、「冬のボーナスで買いたいPC/タブレット」というテーマのもと、担当者にオススメの製品をうかがってみた。

 答えてくれたのは、マウスコンピューターで個人向け製品(マウスコンピューターブランド)を担当する畦田寛之さんと、ゲーミングPC(G-Tuneブランド)担当の杉澤竜也さんだ。

低価格タブレットで満足できない人に!
マウス初の2in1タブレット「MT-iPE1100WN

マウスコンピューター初のマグネット接続式2in1タブレット「MT-iPE1100WN」

 最初のオススメ製品は、マウスコンピューター初のマグネット接続式2in1タブレット「MT-iPE1100WN」だ。11.6型フルHD(1920×1080ドット)と、一般的な10.1型タブレットよりやや大型の液晶を採用し、デュアルコアのPentium 3561Y(1.20GHz)、4GBメモリーを搭載。OSはWindows 8.1でスペック的にも充実し、6万円台の価格を実現している。

MT-iPE1100WN SSD128GBモデルの主なスペック
直販価格 6万9800円(税抜き)
CPU Pentium 3561Y(1.20GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス
メモリー 4GB
ストレージ 128GB SSD
ディスプレー 11.6型(1920×1080ドット)
光学ドライブ
通信 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0
インターフェース USB 3.0端子×1、micro HDMI端子×1、マイク入力端子×1、ヘッドフォン出力端子×1
連続駆動時間 約8.1時間
本体重量 約810g
OS Windows 8.1 Update(64bit)

畦田さんが注目してほしいのは、価格とスペックのバランスとのこと

畦田 「2in1にも概念が色々あって、これまでは10.1型でキーボードスタンドに立てかけるタイプの『m-Tab iCE1000WN-BG』という製品を発売していましたが、今回はマグネット着脱式で接続と分離ができる、2in1タブレットとなっています」

 畦田さんが注目してほしいのは、6万円台の価格とスペックのバランスだという。やや大型の11.6型ディスプレー、Pentiumプロセッサーなど、あえてメインストリームから外したスペックを採用しているのは、低価格帯のタブレットと高価格帯のタブレットの隙間を埋めるような差別化を図った結果なのだそうだ。

畦田 「Celeronプロセッサーを採用した8インチや10インチの安価なタブレットはたくさん出ているので、そこで差別化してもあまり魅力がないし、例えばCore i5などハイスペック化だけを図っても、すでに似たような製品を出しているメーカーがあるので、おそらく難しいかなと。Celeronも選択肢にありましたが、より性能の高いPentiumを採用しました。国内だと搭載タブレットは少ないですが、弊社の測定では通常のタブレットに搭載されるCeleronに比べ、約1.4倍ぐらいのベンチマークスコアが出ています。CeleronとCore iの中間ぐらいの位置づけになるのかな、と思うのですが」

 CPUやメモリー以外の面でもスペックは充実している。SSDは、64GBモデルではSATA 2接続となるが、128GBモデルはSATA 3接続を採用しているため、データ転送速度が速い。動作時間も8.1時間と、普段使いでは問題ないだろう。

畦田 「10万円を超えてくるモデルでは、11.6型のフルHD液晶や4GBメモリー、SATA3接続は当たり前かもしれません。ただ、6万円台の価格帯で考えると、これらのスペックを実現した製品は少ないと思います。「もう少し性能が良かったらいいのに」っていう隙間を狙っていて、CPUもメモリーもストレージも少しずつ上乗せしながら、動作時間も長い。10万円クラスのタブレットには手が出ないけど、3~4万円台のモデルで満足できなかった人に対して、この『ちょい盛り』が響くのではないかと思います(笑)」

MT-iPE1100WNのオススメポイント!

1.Atomより高性能なPentiumプロセッサー、11.6型液晶搭載の2in1タブレット!

2.SSD 128GBモデルはSATA 3接続でデータ転送が速い!

3.充実のスペックで、価格は6万円台!

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