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業界関係者驚愕のあのセッションがまた戻ってきた!

白塗り巨人が今年も降臨!“公式”なアホテック東京はネタ満載

2014年09月19日 19時00分更新

文● 河内典子(@mucchio)

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昨年、業界関係者を驚愕させたあの3人がステージに戻ってきた! 9月18日に国際フォーラムで開催された、デジタルマーケティングカンファレンス「アドテック東京2014」のなかから、「アホを創る」というテーマで開催された「アホテック東京」をレポートする。

アホの作り方は無数にある

 「デジタルマーケティングに笑いは必要不可欠」という理念を掲げ、今回で3回目の開催となる「アホテック東京」。過去2回は、無料ビジターが参加できるということもあり、人気を得た当セッションだが、今年は、はじめての公式カンファレンスとしての有料セッションとなり、注目を集めた。

左からモデレーターをつとめる株式会社人間の花岡氏。山根氏、川田氏、シモダ氏。花岡氏は、身長2メートル30センチで、顔面を白塗りにした「アホテック様」に扮している

 「アホを創る」というセミナーテーマに沿って、株式会社人間の山根シボル氏とバーグハンバーグバーグのシモダテツヤ氏、AR三兄弟の川田十夢氏の3名が、どうすれば「ネットで拡散されて、勝手に流行る面白いコンテンツ」を作れるのか、彼らが日々追求している方法をプレゼンした。

 最初に登壇した山根氏は、自己紹介として、株式会社人間のクライアントワークを紹介した。リクナビNEXTで転職者がおかんの愛を受けられる「リクナビNEXT美人社員がオバチャーンと一緒に考えた“おかん並に転職で役立つ”次世代機能プロジェクト」や、アホなだけで、まったく商品の販売促進に役立たない記事ばかりを掲載しているニッセンのWebメディア「行け!メンタイ部」が大きな受注事例だが、自前サービスとして、鼻毛通知代理サービス「チョロリ」や、「ス」の形をしているイス「スイス」も提供している。

おばちゃんを4Kで撮影。象に似ていたという
プレゼンの補助ツールとしての3K(KAO)ディスプレイ

 山根氏はこれらのサービスを創る際の心得として、「アホの作り方は無数にある。下ネタも下品さをコントロールする技術さえ身につければ大丈夫です。だじゃれを活用したり、技術力の高いものと組み合わせると、下品さがマイルドになって、いいバランスの下ネタになり、次の仕事につながります」と語った。その甲斐あって、自社の「kinect巨乳」では、NHKのテレビ番組や、「とびだすこびとづかん」などの仕事を受注したという。また、現在注目している技術は、ヘッドマウントディスプレイで、Oculus RiftやSCEのProject Morpheusを使った下ネタを早く作った方がいいと語った。

ちょっとやさしそうな人、だませそうな人のところにいく

 2番目のスピーカー、川田十夢氏は自身をアホテックの未来担当だと位置付け、「2020年までの未来年表」を披露した。2015年に世界のインターネット人口が30億人を上回り、2016年には世界のスマートフォン普及台数が37億4600万台に達し、2017年にはモバイルアプリ操作の50%がウェアラブル端末から送られるようになる。さらに2018年には、世界の携帯端末契約数が人口をケータイ端末数が93億件に達し、世界人口を上回り、2020年にはインターネット快速速度が1000倍になる、といった世界の研究所が出しているデータを川田氏の独自の視点で発表し、未来の行動パターンを独自の発想で予想した。たとえば、未来のヤンキーは、相手を威嚇しながらも、グーグルグラスなどの音声解析サービスに「OK Glass」と丁寧に話しかける姿や、ケンカの証拠映像を自動的に保存するエピソードで会場を沸かせた。

「こういう事例があるからあれをやろうじゃなくて、未来をこうしたいからあれをやらなくちゃ」を考えませんか?と主張する川田氏

 最後に登場したシモダテツヤ氏は「これからのプレゼン内容がクライアントにばれたら、バーグハンバーグバーグは倒産します」と前置きしながらも、自社の多彩なクライアントワークの手法を紹介した。「広告というと、必要以上に商品をよく見せがちですが、正直に思ったことを伝えていくのがいい」と話し、乗っけない、盛らない広告、あまり変わないと正直に伝える広告が良いとする持論を展開した。レトルトカレーの新商品の美味しさが0.8倍になったと広告したら売れたエピソードや、通常なら半額セールを値段そのままで商品を真っ二つにして話題を起こしたキャンペーンを紹介した。

企業理念は「がんばるぞ!」だと話すシモダ氏

 また、クライアントの担当者をどのように説得するかについてシモダ氏は、「まずは様子を見る。絶対に通らさなそうな相手と話していると、うっすらと俺のことが嫌いかなって分かるので、そのときは深入りしない。ちょっとやさしそうな人、だませそうな人のところにいく」方法を取るのがいいと話した。

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筆者紹介:河内典子(こうちのりこ)

 

サラリーマンとして編集ライターを20年弱していたが、この秋からフリーランスに。アプリ制作者を応援するような記事が得意。子育てや子ども向けプログラミング教育にも興味がある。前職では「おばかアプリ選手権」の発起人として並々ならぬ情熱を注いできた。フリーランスでもできる面白いアプリ選手権イベントの運営をしたがっているので、コラボしてくださる企業さま、お気軽にご連絡ください。

https://twitter.com/mucchio

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