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50周年記念モデル「KS-50TH」も100台限定で発売

キヤノン、50年の電卓の歴史はレンズの膨大な計算から始まった

2014年09月18日 13時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp編集部

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マウスが電卓に? 思考を凝らしたアイデア商品の数々

 そんな50年の中で、キヤノンはこれまでに、様々なアイデア商品を展開してきた。たとえば、ラジオ付の電卓やカレンダー付の電卓、マウス型の電卓、レーザーポインターを搭載する電卓など。大ヒット製品もあればまったく売れない製品もあったという。

2008年に発売した、マウスをパカッと開けると電卓が出てくるユニークなデザインの「LS-100TKM」

2012年に発売した、レーザーポインターを搭載しプレゼンなどで使える電卓「X Mark I Presenter」

 そのほか、有名なキャラクターとのコラボレーションモデルや、カラバリが豊富にあるモデルなど、学生などが文具として使える電卓を発売。一方で原価や売価、粗利率、税率などのボタンを搭載する、ビジネス向けの電卓のラインナップも拡充。50年の歴史の中で、様変わりしつつ数多くの電卓を登場させている。

 

原価や売価、粗利率のボタンを搭載する、ビジネスマン向けの「HS-1220TSG」

学生向けで教科書ビューディスプレーの関数電卓「F-718SGA」

税率ボタンを搭載する「BS-2200TG」

50周年記念モデル「KS-50TH」はキヤノン卓上電卓最高峰の"プロ仕様"モデル

キヤノンの電卓事業50周年を記念して発表したシャンパンゴールドカラーの電卓「KS-50TH」

 その50年を記念して発表したKS-50THは、「KS-1220TG」を50周年記念仕様にしたモデル。アルミ素材を使用し、カラバリはシャンパンゴールド。最大12桁が表示可能で、画面の角度を見やすく調整できるチルト機能が利用できる。そのほか、先に押したキーから指が離れる前に、次のキーを押しても入力を受け入れる「3キー早打ち機能」を搭載している。

 価格は5400円で、100台限定の販売となる。

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