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カシオ計算機、新UI採用の関数電卓。上位機種は表計算に対応

2023年08月24日 18時15分更新

文● ASCII

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CWシリーズ fx-JP900CW/fx-JP700CW/fx-JP500CW

 カシオ計算機は8月24日、スタンダード関数電卓「ClassWiz(クラスウィズ)」の新製品「CWシリーズ fx-JP900CW/fx-JP700CW/fx-JP500CW」を発表した。価格はオープンプライスで、9月21日に発売する。

 本製品は、デザインをシンプルなUIに変更し、直観的な操作を実現したスタンダード関数電卓。ボタン配列を動線に沿った順番に変更し、カーソルキーやOK、戻るボタンを採用することでより簡単に操作ができるとする。ボタンの設計も見直し、どの方向からでも押しやすい丸型とした。

 また、ディスプレーは文字色の黒に濃淡をつけることで、数式のどの部分を入力しているのかなどをより分かりやすく表示。従来モデルで好評という高精細液晶による日本語表記や分数、√、微分・積分などの数式や記号を教科書通りに表示する数学自然表示に対応する。

 機能面では、統計計算、方程式、複素数計算、単位換算などの関数機能を備える。さらにfx-JP900CW/fx-JP700CWには、行列計算やベクトル計算に加え新機能も搭載。コインやサイコロなどを使用した確率論の学習に便利なシミュレーション機能のほか、計算式と答えを入力した後にその数式が正しいか否かを検証できる真偽判別機能も搭載する。最上位機種のfx-JP900CWは、表計算やk(キロ)、M(メガ)、m(ミリ)、n(ナノ)といったエンジニアリング記号に対応する。

 サイズは幅77×奥行162×高さ10.7mm、重量はおよそ95g(電池込み)。

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