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「iPhone 6」&「iOS 8」全力徹底特集! ― 第19回

au、iPhone 6での電波の強味を徹底アピール 旧プランも歓迎

2014年09月12日 17時40分更新

文● ASCII.jp編集部

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KDDI 石川雄三氏

 KDDIは、iPhone 6の予約開始を前に都内で記者説明会を開催。主にau版iPhone 6における他社と比較してのネットワークでの強味について、同社代表取締役執行役員専務 石川雄三氏が説明した。

 au版iPhone 6での新しいポイントはなんといっても、TD-LTEとキャリアアグリゲーションへの対応。まず、TD-LTEについては、KDDI傘下のUQコミュニケーションズが提供する、下り最大110Mbpsの「WiMAX 2+」に対応する。TD-LTE互換のネットワークに対応するのはソフトバンクのiPhone 6も同様で、通信速度も下り最大110Mbpsと同じ。

WiMAX 2+に加えて、2.1GHz/800MHzの組み合わせで下り最大150Mbpsのネットワークを実現するキャリアアグリゲーションに対応する

 しかし、au版iPhone 6でドコモとソフトバンクに対し、強味を発揮するのはキャリアアグリゲーションの方。こちらは他2社ともに今後の対応を予定しているが、auはすでに下り最大150Mbpsのサービスをスタートしている。

ドコモ、ソフトバンクとの現状での比較。下り最大110MbpsのTD-LTE互換ネットワークへの対応ではソフトバンクと同じだが、キャリアアグリゲーションによる下り最大150Mbpsへの対応と、その利用できるエリアの広さで有利だとアピールする

 下り最大150Mbpsのネットワーク自体はドコモも1.8GHz帯を20MHz幅で利用することで実現しているが、基地局数は現在公開している数字では、2014年度末(2015年3月)時点で約2000局というもの。これに対し、auは下り最大150Mbpsの基地局数はすでに1万局を突破しているという。さらに今年度末で2万局という予定も前倒しし、2014年12月での2万局を目指す。

下り最大150Mbpsの基地局数での比較。ドコモも1.8GHz帯を20MHz幅丸々使うことで都市部中心で150Mbpsに対応しているが、数では大きな差があるとする

 この150Mbps対応局の多さに加えて、人口カバー率99%オーバーのプラチナバンドLTEの組み合わせで、「auのネットワークは「速い」「広い」「つながりやすい」の全部入り」とアピールした。

キャリアアグリゲーションの基地局数が多い背景に800MHz帯で99%、2.1GHz帯で91%という人口カバー率がある

 月額料金については、今回新しい発表はなく、新プラン「カケホとデジラ」と旧プランの2本立てであることは変わらない。また、au版iPhone 6を購入し、旧プランで契約した場合も、新プランで契約したときも、月々の割引は同額なのはうれしい点。

(税込) iPhone 6
新規/MNP 機種変更
16GB 64GB 128GB 16GB 64GB 128GB
端末総額 7万2360円 8万5320円 9万6120円 7万2360円 8万5320円 9万6120円
毎月割 7万2360円
(3015円×24回)
7万2360円
(3015円×24回)
7万2360円
(3015円×24回)
5万7840円
(2410円×24回)
5万7840円
(2410円×24回)
5万7840円
(2410円×24回)
実質価格 0円 1万2960円 2万3760円 1万4520円 2万7480円 3万8280円
(税込) iPhone 6 Plus
新規/MNP 機種変更
16GB 64GB 128GB 16GB 64GB 128GB
端末総額 8万5320円 9万6120円 9万9360円 8万5320円 9万6120円 9万9360円
毎月割 7万2360円
(3015円×24回)
7万2360円
(3015円×24回)
6万4800円
(2700円×24回)
5万7840円
(2410円×24回)
5万7840円
(2410円×24回)
5万280円
(2095円×24回)
実質価格 1万2960円 2万3760円 3万4560円 2万7480円 3万8280円 4万9080円

 さらにMNPでの購入時は「auにかえる割 Plus」というキャンペーンが用意されているが、新プラン契約時はau WALLETに1万円のチャージ、旧プラン契約時は基本料(月937円、税抜)が最大24回割引と内容こそ違うものの、ともに特典が用意されている。料金や特典で新プランに誘導するのではなく、音声定額の有無やデータ定額でどちらがいいかをユーザーが選べる形だ。

文字自体は小さいが、旧プランの「LTEプラン」「LTEフラット」でもMNP利用時に基本料の24ヵ月割引が用意されている

 また、既存ユーザーに対しては、今手持ちのau版iPhoneの買取で優待を行なう。特にau版iPhone 4S/iPhone 5については、現行の買取価格より1万円アップ。たとえば、16GB版のiPhone 5であれば1万8000円となっている。

iPhone 5/iPhone 4Sの買取価格を増額している
  iPhone 4s iPhone 5 iPhone 5c iPhone 5s
16GBモデル 1万6000円相当 1万8000円相当 1万7000円相当 2万4000円相当
32GBモデル 1万6500円相当 1万9000円相当 1万8000円相当 2万5000円相当
64GBモデル 1万7000円相当 2万円相当 2万6000円相当

 とにかくネットワークの強味を強調したau。他2キャリアのiPhone 6の実利用での差にも今後注目が集まるだろう。

auのネットワークは全部入りとのこと

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