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第1回 大作3Dゲームを一体型PCで! 「NEXTGEAR-ONE io500」

フルHDの23.6型で海外の大作系3Dゲームをストレスなくプレー

高いゲーミング性能を"オールイン"した一体型「NEXTGEAR-ONE io500」

文●高橋量

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Blu-rayドライブやゲーム向け有線LANにも対応!

 続いてNEXTGEAR-ONE io500のインターフェース周りを見てみよう。周辺機器接続用としてはUSB 3.0端子×3と、USB 2.0端子×2が用意されている。USB 3.0端子は背面に、USB 2.02.0端子は右側面に配置されているのだが、USBメモリーをUSB 3.0端子で利用する際は背面に挿す必要があるため、取り回しが面倒に感じることがあった。だがUSB 3.0端子を外付けHDDで利用するなら背面にあったほうがジャマにならないだろう。このあたりは個人の運用方法の問題だ。

背面下部に用意されたインターフェース類。左から電源コネクター、HDMI端子(入力)、USB 3.0端子×2、HDMI端子(出力)、USB 3.0端子、1000BASE-T対応有線LAN端子、オーディオ端子類と並ぶ

 映像出力端子としては、D-sub 15ピンとHDMI端子を用意している。さらに映像入力用のHDMI端子が用意し、ゲーム機や家電レコーダーの映像を表示可能だ。光学式ドライブは購入時に、DVDスーパーマルチドライブかBDXL対応Blu-rayディスクドライブが選択できる。メモリーカードスロットはSD/SDHC/SDXC/MS Pro/MS Pro Duoに対応している。

本体左側面には光学ドライブが配置されている

光学ドライブにはDVDスーパーマルチドライブかBDXL対応ブルーレイディスクドライブのどちらかを選べる

本体右側面にはSD/SDHC/SDXC/MS Pro/MS Pro Duo対応メモリーカードスロット、USB2.0端子×2のほか、電源ボタンやOSD用ボタン、音量調整ボタンが並ぶ

 通信機能については、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)とBluetooth 4.0、有線LAN(1000BASE-T)に対応している。ここで注目したいのは、有線LANのコントローラーにゲーマー向けの「Killer E2200」を搭載している点だ。他社製のLANコントローラーと比べてCPUにかかる負荷が低く、さらにトラフィックを解析してゲームデータを優先的にやり取ができるとのこと。ネットワークのパフォーマンスを最適化すれば、対戦プレー時の遅延を減らせるのだ。

有線LANのコントローラーとして、ゲーマー向けにネットワークパフォーマンスを最適化する「Killer E2200」を採用している。通常の1000BASE-T対応有線LANとしても利用可能だ

トラフィックやネットワークのパフォーマンスのモニタリング、最適化を行なう「Killer Network Manager」

一体型としては必要十分な完成度

 大画面でスタイリッシュなNEXTGEAR-ONE io500は、一体型デスクトップとしては必要十分な機能とインターフェースに対応している。今回は外観面だけを取り上げたが、このマシンの真価は優れたゲーミング性能だ。次回のレビューではベンチマーク結果を交えながら、その実力を検証したい。

マウスコンピューター/G-Tune
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