東芝「dynabook KIRA L93」の7スタイルを使いこなせ! 第4回
お絵かきもサクサク!
相性抜群! 7スタイルの「dynabook KIRA L93」でデジタイザーを使いこなす
2014年09月12日 09時00分更新
Core i7+デジタイザーの組み合わせで書き味は抜群!
dynabook KIRA L93/W9Mで、デジタイザーを使った手書き入力は非常に快適だ。書き味は滑らかで、ディスプレーとの抵抗感(摩擦)も適度にある。ペン先と認識点との違いもなく、紙のような感覚で使用できた。筆圧感知についても良好で、微妙なタッチで濃淡や線の入り抜きを表現可能だ。
お絵かき時にとても便利なのが、キーボードを取り外しディスプレーを寝かせた「キャンバススタイル」だ。液晶ディスプレーが傾くことでペン入力が楽になるだけでなく、ペンを持った手とは反対の手でタッチ操作ができる点がポイント。ペンを持ちながら画面を拡大縮小したり、編集領域を回転させられるのだ(アプリ側での対応が必要)。
高機能なイラスト制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT PRO」が付属している点も見逃せない。豊富な機能で簡単なイラストから本格的なコミックまで作成できる点が魅力だ。デジタイザーの書き味が優れているので、イラスト/コミック制作用に「dynabook KIRA L93/W9M」を選ぶのもアリだ。
実際に「CLIP STUDIO PAINT PRO」で文字や線を描いてみたところ、驚くほどスムーズに使うことができた。ペン入力対応PCのなかにはペンの追従性がイマイチで、線を素早く描くとカクつくものもある。だが「dynabook KIRA L93/W9M」と「CLIP STUDIO PAINT PRO」の組み合わせは非常に強力だ。遅延やカクつきがまったくないのはもちろん、筆者のようにイラスト制作に不慣れなユーザーでも簡単に精細なタッチを表現できるだろう。CPUにパワフルなCore i7-4610Y(1.70GHz)を採用しているだけあって、ストレスなく使用可能だ。
本気のイラスト制作に活用できるクオリティ
本格的なイラストを描く際や複数のソフトを使いながらメモを取る際には、高いマシンパワーが必要となる。CPUの性能が高いほど処理にかかる時間が短くなり、作業をサクサク進められるのだ。CPUにパワフルなCore i7-4610Y(1.70GHz)を採用した直販モデルのdynabook KIRA L93/W9Mなら、Core i5-4210Y(1.5GHz)搭載の店頭モデルよりも快適に作業をこなすことができる。本気でペン入力を活用するなら、高いスペックのdynabook KIRA L93/W9Mを選びたい。
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