このページの本文へ

GeForce GTX 860Mを搭載しながらスリムなボディを実現

4K液晶&GTX 860M!「Lenovo Y50」はパワフルかつスリムなゲーミングノート

2014年08月21日 08時00分更新

文● 石井英男

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

赤色バックライトを搭載したキーボードがカッコイイ!

キーボードバックライトを点灯させたところ。赤くライトアップされるのがカッコイイ。明るさは2段階で変更できる

 キーボードはテンキー付きの全106キーで、アイソレーションタイプのキーボードを採用。主要キーのキーピッチは約19mmと広いが、右側の「む」や「ろ」あたりのキーピッチはやや狭くなっている。配列は標準的で、キータッチもしっかりしており、快適にタイピングが可能だ。キーボードにはLEDバックライトを搭載するが、通常のレノボ製ノートとは異なる赤色のLEDを採用していることが特徴だ。キーボードバックライトを点灯させると、周囲が赤くライトアップされるのがカッコイイ。バックライトの明るさは2段階に変更できる。

 ポインティングデバイスはタッチパッドを採用する。最近主流のパッドとボタンが一体化したタイプだが、パッドのサイズが大きいため、操作性は良好だ。

キーボードはテンキー付きの全106キー。主要キーのキーピッチは約19mmだが、右側の「む」や「ろ」などのキーのキーピッチはやや狭くなっている。配列は標準的で、快適にタイピングできる

Core i7-4710HQとGeForce GTX 860Mを搭載するなど基本性能も高い

 Lenovo Y50は基本性能も非常に高い。CPUはHaswell Refresh世代の「Core i7-4710HQ」を搭載。基本動作周波数は2.5GHzだが、自動オーバークロック機能により、最大3.5GHzまで動作周波数が向上する。また、Core i7-4170HQはクアッドコアだが、1つのコアで2つのスレッドを同時に実行可能なため、最大8スレッドまで同時に実行できる。ノート向けCPUの中でもトップクラスの性能を誇るCPUだ。メモリーは8GBで、こちらも十分である。

 ゲーミングPCでは、CPUと同等かそれ以上に重要なのがGPUの性能だ。CPU統合GPUの性能も向上したとはいえ、やはり最新ゲームを高解像度環境で遊ぶには力不足だ。Lenovo Y50は、GPUにGeForce GTX 860Mを搭載している。モバイル向けGPUの中でミドルハイに位置する製品であり、最新ゲームを快適に遊べる。

 ストレージは1TBのSSHDを搭載する。SSHDは、HDDにキャッシュ用SSDを組み合わせたもので、HDDの利点であるバイト単価の安さと、SSDの利点である高速性のいいとこ取りをしたような製品だ。Lenovo Y50が搭載するSSHDは、1TBのHDDに8GBのSSDを組み合わせたもので、HDDに比べると格段にパフォーマンスが高い。

 サウンドにもこだわっており、JBL製ステレオスピーカーとサブウーファーを搭載するほか、Dolby Home Theaterにも対応している。OSは、最新のWindows 8.1 Update(64bit)がプリインストールされている。


(次ページ、「光デジタル出力端子など、インターフェースも充実」に続く)

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中