1Fはシニア層、2FはかつてのHMVに近いイメージ
店内の案内は黒板にチョークで書かれており、内装もシンプルで、中古専門の1号店として手探りで方向性を探っている様子がうかがえる。ざっと見た感じ、1Fはシニア層向けというか、名盤紹介に挙げられるようなタイトルを探す若い世代向けのラインナップのように感じた。
中古だけでなく、渋谷店限定商品として、入手困難盤を復刻する「HMVエクスクルーシヴ」というシリーズがあり、大貫妙子の2ndアルバム「SUNSHOWER(1977年発売)」などアナログ盤のアルバムを用意。また7インチ盤でリリースする「HMVシングルクラブ」というシリーズもあり、あがた森魚「夢が叶えられる街では(8月9日発売)」などのリリースが予定されている。
2Fはソウル、レゲエ、ジャズのコーナーで、DJブースも用意されている。什器を移動して約100名収容のイベントスペースとしても使える設計で、どちらかと言えばこちらの方がHMV渋谷のイメージに近い。
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