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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第364回

フルサイズ一眼「D600」+新レンズで撮る断崖絶壁猫!

2014年07月18日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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とことこと猫が近寄ってきて、ぼりぼりとベンチの脇で掻きはじめた。ブレないようシャッタースピードをちょっと上げて撮影。右耳にきれいな切り欠きがあり、地域猫として世話されてるんだなってことがわかる。だから人にも慣れてるのだ(2014年7月 ニコン D600)
とことこと猫が近寄ってきて、ぼりぼりとベンチの脇で掻きはじめた。ブレないようシャッタースピードをちょっと上げて撮影。右耳にきれいな切り欠きがあり、地域猫として世話されてるんだなってことがわかる。だから人にも慣れてるのだ(2014年7月 ニコン D600)

 つい先日、愛用するデジタル一眼レフ用の新しいレンズを買ったのである。シグマの「24-105mm F4 DG OS HSM」という24-105mmの標準的なズームレンズだ。

 重くてデカいんだけれども、軽くてコンパクトなシステムが欲しければ普段使ってるオリンパスの「E-M1」があるわけで、フルサイズのデジタル一眼レフには多少重くても(予算の範囲内において)クオリティー重視のレンズをつけたかったのである。

 レンズを買うってことはそれを使う必要が出てきたってことで、これを装着したニコン「D600」を持って海辺へ水着の撮影に行ったのだが(もちろん、仕事です)、ひととおり仕事が終了したころ、猫を見つけちゃったのだ。

 そしたらもちろん撮るのである(冒頭写真)。

 F4とはいえフルサイズの一眼レフで撮ると背景がきれいにボケて猫が首をくにっと曲げてぼりぼりと後ろ足で掻いてる様子がすごくよくわかる。

公園にいたお母さん猫。子猫と一緒に撮った写真はまたいずれ(2014年7月 ニコン D600)
公園にいたお母さん猫。子猫と一緒に撮った写真はまたいずれ(2014年7月 ニコン D600)

 地面にいる猫はできるだけしゃがんで撮る。

 ミラーレス一眼を使っているときはモニターを開けばしゃがむだけで地面ギリギリの猫目線アングルで撮れるのだけど、一眼レフはそうはいかない。

 どうしてもちょっと上から目線になっちゃう。

 このときの私の姿をどうぞ。

すぐ近くにしゃがんで、こんな風に撮っておりましたすぐ近くにしゃがんで、こんな風に撮っておりました

 実は猫撮影に夢中になってるとき、その日のモデルさんがこっそり後ろから撮ってたのだ。きれいなモデルさんを残して猫を撮るってなんかものすごく人として間違ってる気がするんだけど、そこに猫がいたんだからしょうがない。

 一眼レフでも「ライブビュー」モードにすれば背面のモニターを見ながら撮れるんだけど、それは好きじゃないのだ。

 ミラーレス一眼の場合、ファインダー(EVF)と背面モニターは自動切り替えだし、どちらを使うときも同じ感覚で撮れる(イメージセンサーが捉えた映像をEVFに流すか背面モニターに流すかの違いだけだから当然だ)から両者を切り替えて使っても違和感がない。

 一眼レフの場合はちと違う。

 光学ファインダーを覗いているときとライブビューを見ているときでは構造が切り替わるので、見え具合もAF速度も大きく変わっちゃうのだ。

 特にライブビュー時のAFが遅く、シャッタータイムラグも大きいので別のカメラに切り替わっちゃう感じなのである。だから一眼レフで撮る時はできるだけ光学ファインダーを使った方が快適なのだ。

 まあ一眼レフというのは光学ファインダーに特化した構造になっているので当然といえば当然。

 だから、もっと猫目線で撮りたいと思ったら、自分が猫目線になる=這いつくばるしかないのである。

 またもや撮影シーンを。

駐車場に猫がいたので、這いつくばって狙っているの図。ほんとに這いつくばってるんですって駐車場に猫がいたので、這いつくばって狙っているの図。ほんとに這いつくばってるんですって

 これも私が這いつくばってる様子が面白かったからと、モデルさんがスマホで撮ってくれた写真。きれいなモデルさんを残して猫を撮るってなんかものすごく人として(以下略)。

 で、その猫がこちら。

背中に夕日を浴びた逆光猫。ちょっと痩せてて心配(2014年7月 ニコン D600)
背中に夕日を浴びた逆光猫。ちょっと痩せてて心配(2014年7月 ニコン D600)

 暑かった夏の夕刻、背中に夕日を浴びた猫でした。何匹もの猫が顔を出してたので、そろそろごはんの時間なんだろう。

(次ページに続く、「強風の崖の上を上手に歩くカッコいい猫発見!」)

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