モバイル活用こそ
グループウェアの成功の本丸
新人・西牧:あ、あの、いいですか。同僚は、モバイルデバイスで使えたらいいなあと言っていました。うちの会社はゲームソフトを作っているので、ほとんどiPhoneユーザーなんです。手軽にグループウェアをチェックできたら、みんな喜ぶと思います。
中堅・和田:モバイルはありですね! 営業マンは外出先で使いたいと前から言ってるし、最近は社長や部長もスマホを使い出しましたし。今後のグループウェアはモバイル対応必須ですね。
ベテラン・大谷:うちはあかんわー。若手はスマホだけど、経営陣どころか、そもそも私がガラケーオンリーですわ。
浜本先生:(懐かしい折りたたみ型……)そういう会社って実は多いんです。日本は自前の端末を業務で使っていることが多いので、スマートフォン前提だと、フィーチャーフォンの方が仲間はずれになってしまいます。「Check25:スマートフォンは当然、携帯電話も仲間外れにしない」にもありますが、サイボウズOfficeのようにスマートフォンだけではなく、フィーチャーフォンも使える製品がオススメです。
ベテラン・大谷:サイボウズOfficeは両方使えるんでっか。そりゃ、えーですなあ。
新人・西牧:そういえば、うちも社長だけ、ガラケーだった(笑)。スマホだけだったら、絶対へそ曲げるから、助かるわ。
ベテラン・大谷:かといって、携帯電話にVPNのソフト入れて、リモートアクセスさせるようにしたら、いくらかかるのかわからんわー。
浜本先生:(携帯電話にVPNソフト……)大谷さん、「サイボウズ リモートサービス」というサービスがあるので、オンプレミスのサイボウズ Officeサーバーにも安全にアクセスできますよ。あとは、モバイルに最適なのは、クラウドでの導入ですね。サイボウズOfficeもクラウドで導入していただければいいと思います。
クラウド内のやりとりは闊達に
不正アクセスには高いセキュリティを
ベテラン・大谷:そのクラウドちゅうのが、不安なんですわ。新聞とかでデータが漏えいしたとか、よくニュース出るやないですか。ああいうのをうちの社長とか、本当によく読んでいるんです。
中堅・和田:うちもクラウドの導入に際しては、やっぱりセキュリティ問題になります。とはいえ、導入しない理由は、「なんとなく不安」とか、「なんとなく心配」といった漠然とした不安なんですよね。クラウドサービスも運用実態がなかなか見えないところも多いですから、安全な理由をはっきりさせておきたいです。
浜本先生:であれば、第2章の「会社の信用をあげる“不可欠”なしくみ」が参考になりますよ。「Check11 グループウェアの前にまずはクラウドの安全性を」にもありますが、そもそもグループウェアの前に、その基盤となるクラウドの安全性を確実にチェックしてもらう必要があります。その点、災害対策やバックアップ体制、セキュリティ対策など、クラウド運用はサイボウズの大きな売りなので、自信を持ってオススメできます。
新人・西牧:この前、サイボウズのクラウドをハッキングするイベントをやっていたって書いてありましたよ。
ベテラン・大谷:そんな怖いことやっているんですか~!
浜本先生:(クラウドのセキュリティを高めるための取り組みですよ!)。優秀なハッカーに脆弱性をつぶしてもらい、プログラムをどんどんセキュアにしていきます。米国では、けっこう当たり前なのですが、日本では意外とこういうイベントないんです。
中堅・和田:実際、サイボウズOfficeのクラウドでは、どうやってユーザーを識別しているんですか? 最近は、不正アカウントのログイン事件が相次いでいるので、経営陣も心配しているのですが。
浜本先生:はい。ユーザー名とパスワードでログインする「本人であるかを見極める認証」に加えて、IPアドレス制限や電子証明書による「アクセスできる端末であるかを見極める認証」を備えています。「Check 15 サービスにアクセスする際の認証に注目を」に説明が載っています。
中堅・和田:イントラと違って、どの端末でもアクセスできるっていうのは管理者としては不安ですよね。
浜本先生:サイボウズのクラウドでは、「誰が」「いつ」「どこから」「どんな操作で」「何をしたのか」といった操作ログを取得しています。セキュリティ面でチェックして欲しいところは、第2章にばっちり載っていますよ。
ベテラン・大谷:なんや、うちの会社よりセキュリティがちゃんとしてそうだな。
浜本先生:(うふふ。その通りよ)。
(次ページ、グループウェアで売上アップをアピール 稟議を通すのはここがポイント!)