孫正義「今日は歴史的に意味のある日かもしれない」
発表会で登壇した孫正義氏は、「これまでのコンピューターは、計算や推定など、人間で言えば左脳にあたる作業、ロジカルな作業をするものだった。Pepperはこれまでのコンピューターとは正反対の領域に特化したロボット。
まだできることは限られているが、『感情』を持った世界初のロボットだ。まだ生まれたばかりなので、できることは限られているが、もしかしたら今日はノイマン型コンピューターの誕生した1949年のような、歴史的な意味のある日になるかもしれない」と語った。
またアルデバラン CEOのブルーノ・メゾニエ氏は「ロボットによって世界中に喜びをもたらしたいというアルデバランの理念と、ソフトバンクの理念は一致している。まだSF映画の中のロボットのようにはいかない。しかし(SF映画の中のことが)今日から現実になった。インターネットや携帯電話がもたらしたような変化が期待できる」と挨拶。あわせて2014年9月、表参道と秋葉原で技術者向けの学習会を開催することも発表した。