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パソコンなしで立体物をその場でスキャン

ニコン、ポータブル型3D形状計測装置を発表

2014年05月19日 15時49分更新

文● 行正和義

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ポータブル型3D形状計測装置「P3D NC-2323S」

 ニコンの子会社ニコンインステックは、携帯性・操作性に優れたポータブル型の3D形状計測装置「P3D NC-2323S」を発表、7月1日に発売する。

 レーザーを微細なマイクロミラーで反射させてスキャンする新開発MEMS方式を採用、シャッターを押せば約0.1秒で対象物を3Dデータとして取り込める。タッチパネル付きの7インチカラー液晶を搭載し、パソコンなしでもその場でデータを確認することが可能なほか、バッテリー駆動も可能なので屋外でも使いやすい。

 取り込み可能範囲230×230mm(Z:±50mm)、測定精度は0.3mm(JIS B 7441対応)。最大1024×1024の測定点としてデータ化、SD/SDHCカードに記録する。専用ソフトウェアが付属し、パソコンでデータを合成/加工などが行える。本体サイズは約幅260×奥行き180×厚み50mm、重量は約1.9kg。 価格は410万4000円。

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