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プリインストールの編集ソフトでも4Kを気軽に楽しめる

4K液晶の「dynabook T954」で実際に4K動画を作成する

2014年05月23日 11時00分更新

文● 山口優

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HD解像度の映像を4K解像度に変換

 ここ最近、4K対応ビデオカメラが次々と登場して、個人でも4Kコンテンツを制作する環境が整いつつある。しかし、ほとんどの人にとってはフルHDが主流で4Kはまだ遠い存在だろう。dynabook T954には、そういった人でも4Kが気軽に楽しめるソフトがあらかじめプリインストールされている。

 そのひとつが、「CyberLink MediaShow for TOSHIBA」(以下、MediaShow)だ。これは、写真や映像を管理するためのソフトウェアで、簡単な編集機能やスライドショー作成機能なども搭載されている。なかでも注目したいのが、動画のアップコンバート機能。HDやフルHD動画で撮影した動画を、手軽に4K解像度に変換することができる。

 実際にHD(720p)で撮影した動画で試してみた。まず、ライブラリー画面で変換したい動画を選び、「作成」タブから「4Kムービー」を選択。すると「PowerDirector」というビデオ編集ソフトの画面に移るので、必要に応じて動画を編集したり、エフェクトをかけたりする。最後に「出力」を選択して「動画画質の選択」で「4K画質」を選べばOK。あくまでも画素を補完して解像度を高めているだけなので、ネイティブの4K動画に比べると映像の緻密さなどは劣るが、本機のディスプレイで再生すると十分きれいにみえる。

 ちなみに、本機には超解像技術「レゾリューションプラス」が搭載されており、写真や映像の解像感やメリハリをアップして画面に表示することができる。4K動画だけでなく低解像度の映像も想像以上にシャープになるので、動画を再生するときなどはぜひオンにして楽しんでみてほしい。

「CyberLink MediaShow for TOSHIBA」のライブラリー画面

「MediaShow」では、写真や映像の簡単な編集が行える

ライブラリー画面で変換したい動画を選び、「作成」タブから「4Kムービー」を選択する

「MediaShow」の「作成」で「4Kムービー」を選ぶと「PowerDirector」の画面に移る

「PowerDirector」には、エフェクトやトランジションも用意されており、ある程度凝った映像編集も可能

HD動画など、4Kに満たない解像度の動画を4K解像度に書き出すことができる

超解像技術「レゾリューションプラス」で映像の解像感やメリハリを高めることができる

左半分が「レゾリューションプラス」をオンにした状態で、右半分がオフの状態。オンにした方は、映像の解像感やメリハリが向上している

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