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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第349回

猫のしぐさの定番! でも撮るのは難しい「ペロリの瞬間」

2014年04月04日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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いろんなところで撮った猫のペロリ写真

 本当にいろんなところでペロリしてて面白い。旅館の玄関で客を見定めながらペロリ。

老舗旅館の玄関にて。旅館が飼ってる猫。朝、宿泊客がせわしなく動き回っていても意に介さず玄関先でペロリ(2013年6月 オリンパス OM-D E-M5)

老舗旅館の玄関にて。旅館が飼ってる猫。朝、宿泊客がせわしなく動き回っていても意に介さず玄関先でペロリ(2013年6月 オリンパス OM-D E-M5)

 さりげなく壁を向いてペロリ。

偶然撮れた舌写真。猫が日向にでてきた、ってんでしゃがんでシャッターを切ったら、見事、壁に向かって舌を出した瞬間でした(2014年3月 カシオ EX-10)

偶然撮れた舌写真。猫が日向に出てきた、ってんでしゃがんでシャッターを切ったら、見事、壁に向かって舌を出した瞬間でした(2014年3月 カシオ EX-10)

 枯れ葉の上に寝転がってペロリ。

舌が器用に口に沿っているのがよくわかる1枚。こうして鼻を濡らしているのだ(2013年9月 パナソニック DMC-GX7)

舌が器用に口に沿っているのがよくわかる1枚。こうして鼻を濡らしているのだ(2013年9月 パナソニック DMC-GX7)

 向こうにいい獲物がいそうだぞと舌なめずりっぽくペロリ。

 いや当人にはそういうつもりはなくても、背中を手前にぐっと曲げて低い位置から上目遣いで舌をペロリなんてやられた日には、舌なめずりにしか見えません。

ぎろりと上目遣いで舌をちょっと斜めに出すところなんか狙っているとしか思えません。ピンクの舌がすごく鮮やか(2013年10月 キヤノン PowerShot G16)

ぎろりと上目遣いで舌をちょっと斜めに出すところなんか狙っているとしか思えません。ピンクの舌がすごく鮮やか(2013年10月 キヤノン PowerShot G16)

 そうそう、ペロリの瞬間を撮れて一番うれしいのは黒猫。

舌がかなり伸びた瞬間。こうして見ると、猫の舌って長い上に結構分厚い。分厚いからこそしっかり舐められるのだけれども(2013年5月 オリンパス OM-D E-M5)

舌がかなり伸びた瞬間。こうして見ると、猫の舌って長い上に結構分厚い。分厚いからこそしっかり舐められるのだけれども(2013年5月 オリンパス OM-D E-M5)

 真っ黒な中にピンクの舌がにゅっとでてると色的にすごく映えてきれいなのだ。黄色い目とピンクの舌が黒猫に似合うのである。

 よく見ると猫の舌ってけっこう分厚くて長い。

 一度、舌が一番伸びきった瞬間(口からたらこがでているようで面白い)を撮ってみたいのだが、なかなか難しい。それはまたいずれ。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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