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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第349回

猫のしぐさの定番! でも撮るのは難しい「ペロリの瞬間」

2014年04月04日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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トコトコトコと寄ってきて、キジトラのおでこをペロリと舐めた瞬間。この2匹でつくる三角形がたまりません(2014年3月 オリンパス OM-D E-M1)
トコトコトコと寄ってきて、キジトラのおでこをペロリと舐めた瞬間。この2匹でつくる三角形がたまりません(2014年3月 オリンパス OM-D E-M1)

 春ですなぁ。春といえば恋の季節で、猫にありがちなこんなちょっとした仕草にもラブリーさを感じてたまりません。人間ってば勝手なもんです。

 というわけで、今回のテーマは「ペロリの瞬間」。

 猫がよくやる仕草シリーズの上位に入る項目だから、この連載でも何度かネタにしてるんだけど、気がついたらそういう写真が溜まってきたのでまたやるのである。

 猫はしょっちゅう舌を出し入れしてる。観察してるとわかるけど、やたら頻繁に舌を使ってるのだ。もちろん食事の時も水を呑むときも使うし、何かあるとすぐ毛繕いをはじめる。

 手を舐めてきれいにし、足を舐めてきれいにし、ぐいとひねって器用に身体の毛繕いをする。何か食べるたびに、我々が食後に歯を磨くように毛繕いする。

 時には舌を出したまましまいわすれるヤツもいるほど。

おなじみの毛繕い。毛繕い時は舌が頻繁に出たり入ったりする上に、毛で隠れやすいので、舌が見えてる瞬間を確実に撮るのなら連写が一番(2013年6月 オリンパス OM-D E-M5)
おなじみの毛繕い。毛繕い時は舌が頻繁に出たり入ったりする上に、毛で隠れやすいので、舌が見えてる瞬間を確実に撮るのなら連写が一番(2013年6月 オリンパス OM-D E-M5)

 それ以外の時間でも実はしょっちゅう舌をぺろりとやってる。鼻を舐めてきれいにしているのだ。

 ただ、ペロペロとは舐めない。一瞬、ペロッと一回だけ舐めるのだ。一瞬過ぎて気づきにくいほど。

 そんな鼻の頭を舐める瞬間を撮るにはどうするか。

 いや、特に何もしなくてOKです。

 舌が出た、と思った瞬間にシャッターを押しても遅いもの。

 むしろ、いつそういう瞬間があってもいいようなセッティングで、普通に猫を撮っていればOK。そうすれば、偶然撮れます。それも偶然とは思えない確率で撮れます。それほど何度も何度も舌で鼻を舐めてるんだなと思えばOK。

 ポイントは2つ。ひとつはシャッタースピードを早めにセットすること。猫がじっとしてるからと遅めのシャッタースピードで撮ってると、いざペロッとした瞬間の舌を止めて撮れないから。

 1/250秒くらいあればまあ大丈夫。

 もうひとつは、できれば連写モードにしておくこと。シャッターを押すたびに何枚も撮っておけば、それだけペロリの瞬間を捉えられる可能性は高いというわけだ。

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