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スマホで始める「音楽アプリ部」 第39回

スマホでの弾きやすさに配慮した、プレイモードの豊富さがうれしい

「スマホでギターを弾く」アプリなら、イチオシはこれ!

2014年03月29日 12時00分更新

文● ノッツ

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フレット数の調節や
プレイモードの切り替えが弾きやすさのヒミツ

起動してすぐの画面。My Guitarという名前が非常にしっくりくる、まさしくギターといった画面です

ノッツ さっそく起動してみましたが、ほんとギターそのままですね。普通のギターと同じ感覚で弾いてみよう。Cのコードを押さえて……サウンドホールのあたりをストロークすると……おお、まんまギターの音が出ました。ギターだこれ!

アンぽん どうです、こんな風にスマホがギターになれば、どこでも気軽に持ち歩けるでしょう。

ノッツ はい……でも、4フレットしかないんですね。大体ローコードを押さえるばかりの簡単な弾き語りならこれでも十分なんですが、もう少しフレットがあってもいいかなあ。

アンぽん じゃあ早速ですけど「Setting」から、「Displayed frets」を選んでください。フレットの数を4から6までで選択できます。あと、「Tablet mode」を調整すれば、表示の大きさを調整できますから、ネックが太く感じられた時など、お好みで設定するとよいですよ。

筆者が使っているXperia Aはそこそこディスプレイが大きく、表示フレットが4つだと物足りないので6に増やしてみました。小さめなスマホで起動した場合は、4くらいでちょうどいいかも

Xperia Aで、Tablet mode Tablet 5 inchで設定したところ。ネックが細くなって弾きやすい!

ノッツ 調整して弾きやすくなりました! これは本物のギターにはおよびませんが、基本的な操作感はギターですね。でも……さすがにFコードとかの難しい押さえ方は、機能的にも指的にもキツイものがありますね……。スマホだから、そこはしょうがないのかなあ。

アンぽん 実は、4種類のプレイモードがあるんですよ。今のは「Soloモード」といって、現物のギターと同じくフレットを指で押さえて、サウンドホールのあたりをスワイプして弦をはじき、演奏するモードです。

プレイモードは4種類。経験者向きなモードはもちろん、簡単操作でコードが鳴らせるモードもあるので安心です

ノッツ Soloは片方の指でフレットを押さえてもう片方で弾かないと音が出ないのに対して、こっちの「Tapモード」というのはフレットに触れたらそれだけで音が出るんですね。こっちの方が演奏しやすいという人も多いかも。

アンぽん そして「Chordモード」というのはちょっと特殊で、フレットにコードを登録させて、そのフレットをそのまま横一列指でなぞればコードを奏でられるというモードです。Soloモードでコードを弾こうとなると、当然ギターコードの押さえ方を知っていなければならないわけですが、このモードならそんな難しいことせずに、横一列を指でなぞればコードが演奏できてしまいます。

メニューを呼び出し「Chords」をタップすると、各フレットにコードを設定する画面が表示されます

設定できるコードの種類は豊富! 演奏しにくいコードも設定してしまえばスライド一発で奏でられます

ノッツ ラクチンでいいなぁ。じゃあ早速、好きな曲を演奏できるように設定してみます。……よっ、この設定だとスピッツの「チェリー」が簡単に弾き語りできますよ! 桜の季節だけに! チェリーだけに!

Chordモードで、スピッツの「チェリー」で必要なコードを登録してみました。フレット表示を6にすると、開放弦を含めて7つコードが設定できます

アンぽん 設定してしまえば、あとは指一本でも弾き語りできますからね。ちなみに、このChordモードとTapモードが合体した「C+Tapモード」というのもあります。コードをストロークで簡単に鳴らしながら、フレットをタップしてメロディを乗せる、という芸当もできるわけです。

ノッツ ちょっと小洒落たオブリガードとか入れたい人は、C+Tapモードでニクイ演奏をすればモテモテ間違いないですね!

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