開発コードネーム“BayTrail-D”こと、「Celeron J1900」をオンボードで搭載するマザーボード「X10SBA」がSupermicroから登場。パソコンハウス東映で販売中だ。
Bay TrailはSilvermontコアを搭載した、クライアント向けのSoC(System-on-a-chip)製品。タブレット向けの“BayTrail-T”、モバイル向けの“BayTrail-M”などが用意されるが、今回登場したのはデスクトップ向けの“BayTrail-D”最上位モデルの「Celeron J1900」だ。(Bay Trailの詳細については「4コアAtomの『Bay Trail』、タブレット向けは新機能満載」を参照のこと)
「X10SBA」は、Celeron J1900(4コア、クロック周波数2GHz、TB時2.42GHz、キャッシュ2MB、TDP10W)をオンボードで搭載したMini-ITXモデルで、ファンレス仕様。ディスプレー出力は、CPU内蔵のIntel HD GraphicsによるHDMI×1、DisplayPort×1、D-sub×1の3系統を備えデュアルディスプレーにも対応する。
そのほか、拡張スロットはPCI Express x8(x2動作)、miniPCI Express×1、mSATA2.0(3Gbps)×1、メモリーはDDR3L-SO DIMM×2(最大8GB)という構成。オンボードインターフェースとしてSATA2.0×2、SATA3.0×4、デュアルギガビットイーサネット、USB 3.0などを搭載する。
価格は3万4680円だ。