ソニーは1月16日、192kHz/24bitのハイレゾリューション・オーディオ音源ワイヤレススピーカー「SRS-X9」および携帯しやすいサイズながら高音質としたポータブルスピーカー「SRS-X7」「SRS-X5」を発表した。いずれの機種もインテリア性を重視したDefinitive Outline(ディフィニティブアウトライン)デザインを採用、ガラス/メタル素材を配した各面やスイッチにタッチパネルを搭載することで部屋のインテリアに調和するシンプルなフォルムになっており、フレームのエッジ部を処理することで角における音の回折を低減するなどの工夫がなされている。
「SRS-X9」は192kHz/24bit、DSDのハイレゾフォーマット再生に対応、USB B端子を通じたPCとの有線接続に加え、USB A端子を通じたUSBメモリやハイレゾ対応のウォークマンに対応。また、WiFI接続を用いてWindows用ソフトウェアMedia Goなどでワイヤレスでハイレゾ音源の再生を楽しむことができる。ハイレゾ音源に最適化したデジタルアンプ技術S-Master HXを搭載するほか、MP3データもCD以上にアップコンバートして再生可能。
ボディ内には94mmサブウーファー、直径50mm×2(磁性流体サスペンション構造スピーカー)、直径19mm×4(ハイレゾ対応スーパートゥイーター)の計7スピーカーを内蔵し、各スピーカーにそれぞれアンプを割り当てる構造により8アンプ(ウーファは2アンプで駆動)を搭載。LAN端子、USB A/B端子、無線LAN、BluetoothのほかNFCにも対応。本体サイズは幅約430mm×高さ133mm×奥行き125mm、重量約4600g。3月8日発売で、価格はオープンプライス(実売予想価格6万円前後)。
「SRS-X7」「SRS-X5」は内蔵リチウムイオンバッテリで動作可能なポータブルスピーカー。SRS-X7では直径46mm(フルレンジ)×2、62mmサブウーファーを内蔵、WiFi/Bluetooth接続なのに対し、SRS-X5は直径38mm(フルレンジ)×2、58mmサブウーファー、WiFIが省略されている。USB端子も装備してAndroid/iPhoneに接続できるほか、それぞれスマホへ給電することも可能。内蔵電池での利用時間はSRS-X7が6時間、SRS-X5が8時間。
本体サイズはSRS-X7が幅約300☓奥行き132☓高さ60mm、SRS-X5が幅約221☓奥行き118☓高さ51mm。いずれもオープンプライスで、SRS-X7が3月8日発売(実売予想価格3万3000円前後)、SRS-X5が2月17日発売(実売予想価格2万3000円前後)。