ニコン DfにLUMIXにα7……この冬注目のデジタル一眼7機種を徹底検証！ 第2回

フルサイズ機圧勝か!?　感度別画質を横並び比較！

ISO 400で撮り比べ！
マイクロフォーサーズで少しノイズが……

ニコン Df

富士フイルム X-E2

ソニー α7R

ソニー α7

パナソニック GX7

パナソニック GM1

オリンパス E-M1

　このあたりから徐々にノイズの発生が見られはじめる。フルサイズ機のDf、α7R、α7はISO 100あたりとほとんど差は見られない。

　多少コントラストが上がっているが撮影条件次第でいくらでも変わるような範囲だ。APS-Cサイズの富士フイルム　X-E2もまだ余裕で画質の低下は見られない。

　マイクロフォーサーズ勢はやや画質に差が現われはじめている。ノイズの除去はどれもいい具合だが、オリンパス E-M1はエッジ部分の強調が強くなってきている。これはノイズリダクションでノイズを目立たなくさせるための処理とシャープネスを保つための処理が混在して無理が生じはじめていると思われる。

　パナソニックのGX7とGM1はノイズ処理がうまく効いており、エッジ部分への影響も少ない。その代わりに全体的に粗くなりはじめている。

　とは言っても、これは厳密にチェックしての結果で、まだまだ普通する分には問題ないだろう。

ISO 800で撮り比べ！
マイクロフォーサーズ勢のノイズが増える

ニコン Df

富士フイルム X-E2

ソニー α7R

ソニー α7

パナソニック GX7

パナソニック GM1

オリンパス E-M1

　ISO 800とISO 400の差はあまりないように感じるが、ISO 100あたりと見比べると結構ノイズが出てきているのがわかる。

　Df、α7R、α7、X-E2といったAPS-Cセンサー以上の機種はまだ余裕だが、マイクロフォーサーズのGX7、GM1、E-M1はノイズの発生量が増え、エッジ部分の劣化が目立ちはじめている。また、暗部の黒一色の部分にもノイズが出はじめている。