PNDはゴリラはドラレコ付き!
パナソニック Gorilla CN-GP737VD
PNDと言えば「ゴリラ」というくらい知名度が高いカーナビ。現在はパナソニックから発売されている。これまでもメモリーナビとして着実に進化してきた同モデルだが、最新モデルは「ゴリラ・アイ」というドライブレコーダー機能が搭載された。また、内蔵ストレージとして16GBのSSDが採用されているので、より素早い検索、そして大量のデータが格納された。
タクシーなどの商用車では比較的普及が進んでいるドライブレコーダー。配線の取り回しもあり、素人がいきなり作業できるものではなく、付けたくても付けられない人も多いだろう。だが、このゴリラなら、PNDらしく取り付けも取り外しも気楽にできる。ドライブレコーダーは事故のときだけでなく、ドライブビデオなどを作って楽しむこともできるので、なんだかんだとこのセット(ナビとドラレコ)は需要が高いのではなかろうか。実売価格は約7万円。
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誰でも無料で使えるお手軽ナビ
Googleマップ
Androidスマホなら必ずインストールされている地図アプリ「Googleマップ」。以前はマップとナビでそれぞれアプリが独立していたが、最近のアップデートでひとつに統合された。Googleマップで住所検索し、クルマとして経路探索をすれば、そのままカーナビのようにナビゲーションしてくれる。地図は最新だし、渋滞情報も表示してくれるなど、無料ナビとしてはかなり性能がいい。
地図の処理速度やGPSの正確さなどは、そのスマホのスペックによるところが多く、さらにトンネルの中は電波もGPSも拾わないのでかなり苦手。ナビゲーションも目的に近い場所で終わってしまうので、初めて行く土地や道路が入り組んだ場所で使うのは厳しいが、プレインストールアプリでここまで活用できるものも珍しいので、フルナビもPNDも買えないけどカーナビは欲しいという人は活用してみよう。
コスパ抜群のiPhoneナビアプリ
マップルナビK
iPhoneでもプレインストールされているマップアプリのナビが優秀だが、あえてこの「マップルナビK」をオススメしたい。無料ではないが、1400円(たまにセールで値下げする)買いきりでずっと使えるし、なんといっても地図を端末にインストールするので、オフライン環境でも普通に使えるのが強味だ。地図には昭文社の「MAPPLE」を採用しており、iPhoneの画面サイズでも見やすいイラストで表示される。高速道路のPA/SAでは駐車場を確認できたり、分岐や交差点では拡大イラストが表示されるなど、本格的なカーナビと同様の機能が搭載されている。オフラインでもリルートが可能なうえに速い。
一度購入すれば、2014年春に地図の無料更新があるものの、それ以降は未定。また、熊本のゆるキャラ「くまモン」とのタイアップで、熊本に入ると自車アイコンがくまモンになるというギミックもある。欠点は渋滞情報に対応していないのと(ただし抜け道案内がある)、スマホナビの宿命であるGPS精度が不安定でトンネルの中などでは止まってしまうといったところ。とはいえ、これらの欠点を差し引いてもかなり実用的に使えるカーナビアプリだ。
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