イエデンワ1とイエデンワ2の違いを覚えて
君も今日からイエデンワマスターだ!
ここからはイエデンワ1とイエデンワ2の変更点をチェックしていこう。ガジェット紳士たるもの、スマートフォン界の巨人iPhoneとは別のベクトルで最高峰に立つ、イエデンワシリーズの違いを知っておくべきだ。きっと以下の情報は、たぶんどこかで役に立つハズだ。PHSファンクラブの編集スエオカとは盛り上がったのだが、それ以外のスマホ勢からの反応は実に薄かったのだが……。
さて、外観的な変更点は写真で見てもらうとして、数値的な違いを見てみよう。前述の通り、高さ2mm低くなり、重量が追加機能の関係で約70g増加。乾電池での駆動時間は約10時間から約8時間になった。かなり微妙な変更点ばかりなので「こいつ……詳しい!」と思わせるならば、やはり外観部分の変更点を暗記すべきだろう。
固定電話としても使いつつ
持ち出したいならイエデンワ2
固定電話兼PHSになるため、専有スペースをそのままに1回線増やすことができる。家庭だけでなく、ビジネス面でもふたつの番号を扱えるメリットは大きい。防災用としての性能はピカイチのままであり、連絡手段のひとつとして考えている場合は、まずイエデンワ2に着地するだろう。普段はモジュラーを接続して電話として扱い、緊急時はPHSとしてモジュラーのない環境に設置するといったわかりやすい使い方があるし、そうでなくても、電話しやすい場所で受話器でダラダラ話すのにも適している。そうなると「だれとでも定額」がとても便利だ。
イエデンワ1ユーザーからすると、機能の追加のみなので、固定電話と置き換えたいか、ハンズフリーに魅力を感じるかで導入が決まるだろう。ただまぁ、ウィルコムは「もう1台無料キャンペーン」を継続中なので、2台目にイエデンワ2を選んで、とてもかっこいい2台持ちに挑んでみるのも一興だ。また同キャンペーンは最大2台まで基本使用料が無料になるため、ビジネス用の電話を複数用意したい場合にもいい。
そんなわけで、ますます家電話になったイエデンワ2だが、実用性はそのままで、圧倒的なモバイル性能も健在だ。連絡手段を増やしておきつつ、固定電話をどうにかしたいと考えているのなら、店頭でイエデンワ2に触れてみるといいだろう。
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