イエデンワ2もやっぱりイエデンワイズムが炸裂だった!
2012年にいろんな意味で話題となったPHS「イエデンワ」。見た目は固定電話だが、実はPHSであり、コードレスなのでモバイルも可能。電池で駆動するため、防災用としての導入が広く進むなど、実にスマートなフォンだ。そのため、ASCII.jpにおいてはスマートフォンとして珍重されており、アスキー・メディアワークスでは東京都帰宅困難者対策条例に対応するため、各所にイエデンワが連絡手段のひとつとして配備されている。その経緯については、関連記事を見ていただくとして、さっそく「イエデンワ2 WX02A」をチェックしていこう。
イエデンワ1から外見に大きな変化はなく、もはや象徴的な受話器と大きな操作ボタンは健在だ。幅約200×高さ74mm×奥行き195mm、重量約670gとモバイル性能にも大きな変化はなく、イエデンワ1のユーザーであれば、とくに違和感なく機種変更が行なえる。また、初めてのイエデンワであっても、操作方法は固定電話そのものなので、PHSだと認識する間もなく、すぐになじめる。イエデンワ1からのスペック的な細かい変更点は後述するバッテリー駆動時間の減少のほか、受話器の形状が微妙に変更された結果、高さが2mm低くなり、重量が追加機能の関係で約70g増えた。
カタログスペックを見ると、単3乾電池×4本での連続通話時間は約8時間。そのほか、ACアダプターやモバイルバッテリーでの駆動にも対応しているため、何かしら電源を確保できる仕様になっている。モバイルバッテリーでの動作については、イエデンワ1では上手く動かないことが多かったが、イエデンワ2は手持ちのモバイルバッテリーを試す限りでは、待機中にバッテリーからの放電が終了することはなかった。うまく動作しないモバイルバッテリーもあると思われるので、事前のチェックは必要だ。
この連載の記事
-
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する -
第467回
スマホ
「Galaxy S23 FE」は高性能を8万円台で実現したお財布にも優しいスマホ -
第466回
スマホ
Galaxy S24 UltraはGalaxy S23 Ultraからどう変わった?カメラや生成AI機能を比較した -
第465回
スマホ
小型ボディーにAI機能を詰め込んだ「Galaxy S24」の実力をグローバル版で体験 -
第464回
スマホ
3万円以下でFeliCaも搭載で機能十分な「OPPO A79 5G」は2台目スマホに重宝しそう -
第463回
スマホ
美しいボディーに可変色ライト、vivo「V29」はポートレート撮影のためのスマホ! -
第462回
スマホ
AI性能を高めた超高性能スマホ「Galaxy S24 Ultra」海外版でAIを使い倒した -
第461回
スマホ
Nothing Phone風の「Infinix GT10 Pro」は価格を抑えたゲーミングスマホ -
第460回
ウェアラブル
メガネ型ワイヤレスイヤホン「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear 2」はファッションアイテムとしても優秀 - この連載の一覧へ