SDメモリーカードスロットは2つ内蔵
AFモジュールは新開発の「SAFOX 11」となり、測距点は従来の「K-5II」の11点から27点となっている。このうちクロスタイプが25点で、さらに中央の3点はF2.8の光束に対応。大口径レンズのピント合わせも問題なく行なえる。
フォーカスは各測距点を選ぶことも可能だが、指定したエリア(9点)の範囲内でAFを駆動させる「ゾーンセレクトAF」も搭載。追従AFを使う際には、被写体が動くことで合焦ポイントがコロコロ変わることを防ぐ「AFホールド」機能も搭載する。
背面液晶は3.2型(103.7万画素)。新コーティングのガラスプリズムを採用することで、光学ファインダーの明るさも15%ほど向上している。さらにファインダー倍率も従来の0.92倍から0.95倍に向上している。
H.264によるフルHD動画の撮影に加え、インターバル動画撮影では4K(3840×2160ドット)の動画記録が可能(MotionJPEG形式)。ただし、本体のHDMIは4K出力に対応していない。
本機はSDメモリーカードスロットを2つ搭載し、リレー記録やJPEGとRAWの同時記録などが行なえる。また、片方のスロットはリコーイメージングから発売される「FLUCARD FOR PENTAX 16GB」に対応。装着することでスマートフォンからのリモート撮影が可能となる。
記事掲載当初、「専用アプリの導入が必要」とありましたが、専用アプリは不要です。お詫びして、訂正いたします(2013年10月8日)
レンズキットは「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF]DC WR」が付属するパッケージ(予想実売価格20万円前後)のみを用意。これ以外に、シルバーカラーの本体にバッテリーグリップ、限定ストラップが付属する「PENTAX K-3 Premium Silver Edition」(予想実売価格18万円前後)を2000台限定で発売する。