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実用的なのはやはりドコモMVNOの格安SIM!?

SIMフリーのLTE版Nexus 7にいろんなSIMを入れてみた

2013年09月16日 15時00分更新

文● ドロイドさん(ASCII.jp編集部 スマホ班)

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SIMフリーのLTE版Nexus 7にさまざまなLTE対応SIMを入れてみた

 iPhone 5cの予約が始まった9月13日の金曜日は、SIMフリーのLTE対応タブレット「Nexus 7 (2013)」の発売日でもあったため、早速大手量販店で購入してきた。

 LTE対応でSIMフリーな正規の端末は、日本ではまだ数少ない存在。国内発表時のニュースリリースには、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルのSIMに対応すると記述されていたので、編集部でいろいろなLTE対応SIMを集めて、試すことにした。

 LTE版Nexus 7 (2013)の対応周波数と各キャリアが提供している周波数の関係は以下の通り。

Nexus 7の対応周波数 ドコモ au ソフトバンク
iPhone
イーモバイル
LTEスマホ
LTE 2.1GHz(バンド1) ×
1.8GHz(バンド3)※1 今秋開始 × ○※2
1.9Hz(バンド2)、AWS(バンド4)、850MHz(バンド5)、700MHz(バンド13)、700MHz(バンド17)を提供している国内キャリアは存在しない
3G
W-CDMA
2.1GHz(バンド1) × ○※3
900Hz(バンド8) × × ×
1.9GHz(バンド2)、AWS(バンド4)、850MHz(バンド5)を提供している国内キャリアは存在しない

「○」は利用できる周波数。「×」はそのキャリアで提供されていない周波数。
※1:ソフトウェアアップデートで今後対応予定
※2:イー・モバイルのネットワークで利用
※3:ソフトバンクのネットワークに接続可能

 では、実際にいろいろ入れてみよう。

ドコモがやっぱり確実
MVNOの格安のデータ通信SIMがオススメ

 テスト前からほぼ確実と思われていたドコモのXi契約SIMは問題なく接続可能! Xiは最近では混雑してきたとはいうものの、十分に高速だ。ただし、Xi契約のSIMにはISPとしてmopera Uを追加で契約しておく必要がある。

案の定というべきか、ドコモのSIMはLTEでバッチリ接続可能

 Xi契約のSIMが使えるということは、ドコモのMVNOである、IIJmioやOCNのSIMも当然のように使えた。ただし、電波はつかんでも、ときどきデータ通信ができないこともあった。その場合は一旦「機内モード」をオン→オフすることでしっかり接続してくれた。

 最近では月1000円以下の格安データ通信SIMがいろいろ選べて、しかもそこそこ速い(関連記事)。LTE版のNexus 7 (2013)には最適だろう。

ドコモのXi契約SIMでは、さすがの速度がドコモのSIMを差すだけでこれだけのAPN設定が自動で表示された

auのiPhone 5用SIMもLTEは利用可能
ただし、2.1GHzのみなので実用度は……

 つづいては、au版iPhone 5用のSIMでテスト。ニュースリリースにはKDDIのSIMも対応に含まれていたものの、3G方式がNexus 7 (2013)では対応していないCDMA2000であるため、本当に使えるのかいなと少々疑問だった。端末のスペック的には2.1GHz帯のLTEが使えそうではあるが……。

つづいてはauのiPhone 5用SIMをアダプター付きで挿入。アダプター付きだとSIMがずれて、スロットを壊しがちなので注意して作業する

 au版iPhone 5のSIMをアダプター経由で差してみたところ電波は拾っている模様。SIMフリー端末向けのAPNなどの情報は、KDDIサイト内のここに書かれているものの、どうもデータ通信ができない。

電波はつかんでいるし、APN設定もKDDIサイト上の情報どおりに設定しているのだが……

 あらためてサイトをじっくり読み直してみると、スマホ用のISP「LTE NET」と、SIMフリー端末でも使える「LTE NET for DATA」は別物であるようだ。そこでauのサポートサイトから、「LTE NET for DATA」を追加してみると、データ通信ができた!

「LTE NET」と「LTE NET for DATA」は別物だったようで、後者のオプションを追加したらデータ通信ができるように

 と言っても、3Gは使えないうえ、LTEの対応も800MHz帯よりエリアが狭い2.1GHz帯のみ。都心部であれば、auの2.1GHz帯のLTEは想像していたよりは穴が少ないことがわかったのは収穫だったが、実用的な組み合わせとは言いがたいかも。

ソフトバンクはiPhone 5用SIMでテスト
おなじみのAPNで接続可能

 ソフトバンクのiPhone 5とNexus 7 (2013)とでは、2.1GHz帯のLTEとW-CDMA、900MHz帯のW-CDMAが共通で対応している。ただし、iPhone用のAPN設定は公式には公表されていないので、ネットで調べて入力。

 データ通信自体は可能にはなったのだが、どうしても3Gでしか接続できなかった。今回テストしたSIMが自分のものではなかったので、あまり深く実験できず。今後の宿題ということで。

ソフトバンクのiPhone 5用SIMではどうしても3G接続に。もう少しいろいろ試してみたいところだったのだが……

スマホ用のイー・モバイルSIMは
1.8GHz帯のLTE対応に期待

 最後はイー・モバイル初のLTEスマートフォン「STREAM X GL07S」用のSIM(関連記事)。イーモバのLTEで利用されている1.8GHz帯(バンド3)は、Nexus 7 (2013)でも利用できるはずだが、これは今後のファームアップデートで対応とのことで、実際に現時点では接続できなかった。

データローミングをオンにすることで、ソフトバンクの3G網に接続可能

 ただし、GL07Sはソフトバンクの3G網にもローミングで接続可能なので試してみたところ、やはり3Gでのデータ通信は可能(イーモバの3Gで用いられているバンド9には非対応)。とはいえ、1.8GHz(バンド3)のLTEへの対応に期待だろう。

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