アスキー・ジャンク部リターンズ 第20回

マッシュルームでっっか！　そして溢れる茸汁に驚愕

フレッシュネスの巨大キノコバーガーは美味しいのか!?

見たこともないような巨大なマッシュルームに、多量の特性バルサミコソースと植物性マヨネーズ

　一見、何の変哲もないハンバーガーのようだ。なぜならマッシュルームの大きさ・色がパティのようだから。グリーンカール（レタスの一種）、トマト、豪快な玉ねぎがなんとも美味しそうだ。しかし、蓋（バンズ）を開けてみれば何かが違っていることに気付く。

　これでマッシュルームの部分が肉だったらもっといいけどなあ、などと思わないこともないが、それでは普通のハンバーガーなので取り立てて騒ぐ必要もなくなってしまう。ともあれ、食べないことには始まらない。

　食べてみて驚愕。美味しいのだ。ポスターにある「ジューシーで食べごたえのある」というのは嘘なんじゃないかと思ったが、本当にジューシーで食べごたえがある。噛む度に、マッシュルームから茸汁が溢れて口の中を満たしてくれる。また、バルサミコソースの微妙な酸味がマッシュルームにぴったりである。

　肉の代わりとはいかないが、通常のハンバーガーとは違った料理として成立している印象だ。言わば、肉まんとピザまん、あるいは小倉の今川焼とクリームの今川焼みたいなもの。

「ハンバーガーだけど？」みたいな顔してるけど中身マッシュルーム

　肉まん食べてて「これの中身、ピザみたいなのにしたら美味いんじゃね？」と提案した人の気持ちはなんとなく分かるが、ハンバーガー食べてて「これジャンボマッシュルームにしたら良くねえ？」とは中々ならないと思う。独創的ながらも美味しく、完成度が高いバーガーを開発したフレッシュネスバーガーに花束を進呈したい気持ちだ。

　ちなみにベジタブルバーガー（マッシュルーム）は、マヨネーズにいたるまで動物性タンパク質不使用というヘルシー志向な人に最適な商品。ゆえに、ジャンクフード特有の味覚に直接うったえかけてくるような刺激が欲しい人には物足りないかもしれないが、とにかく、一度食べてみる価値はある。

　ジャンクフード好きの人もそうでない人も、ひとまず、食べてみよう。1日数量限定だし、マッシュルームの在庫がなくなり次第終わりってことだから。

　というわけで、今日のジャンク部はフレッシュネスのベジタブルバーガー（マッシュルーム）でした。ごちそうさまでした。

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