近未来デザインのハイパフォーマンスゲーミングノート「ALIENWARE 14」 第2回
イルミネーションが印象的な本機はどのような使い心地なのか
しっかり遊べる14型モバイルゲーミングPC「ALIENWARE 14」 (2/3)
2013年09月03日 11時00分更新
小さくても最新ゲームでしっかり遊べる
今回試用したALIENWARE 14の構成は、CPUにIntel Core i7-4700MQを採用し、16GBのメモリと64GBの高速化用SSDに750GBのHDDを組み合わせたものだ。グラフィックス機能はNVIDIA GeForce GTX 765M。OSはWindows 7 Home Premium 64bit版を搭載している。この構成でベンチマークによる性能評価を行った。
Windows 7の快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の一番低いサブスコアは「グラフィックス」と「ゲーム用グラフィックス」の「7.3」となった。「プロセッサ」と「プライマリハードディスク」の値は「7.6」、「メモリ」の値は「7.8」と全体的に非常に好成績になっている。
PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」と、ディスクアクセス速度をはかる「CrystalDiskMark 3.0.2」、3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」の結果もいずれも良好だ。これらのベンチマークは、いずれもNVIDIA GeForce GTX 765MとCPU統合のIntel HD Graphics 4600の自動切り替えを有効にした状態で実施しているが、NVIDIA GeForce GTX 765Mの固定動作にすることも可能だ。
ゲームの快適さについては「FINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn ベンチマーク ワールド編」を実施してみた。フルHD解像度のウィンドウ表示で「標準品質」、「高品質」、「最高品質」の3種を実行した。「非常に快適」という結果が出たのは「標準品質」のみだったが、「高品質」と「最高品質」についても「快適」という結果が出ており、小さなマシンながら最新のゲームが十分に楽しめるということがわかった。
バッテリー駆動時間については、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で「BBench」を利用して計測したところ、2時間16分41秒使うことができた。バッテリーのみでモバイルして外出先でゲームというのは厳しそうだが、1プレイくらいなら大丈夫そうだ。
(次ページ、「イルミネーション設定とBTOで中も外もカスタマイズ」に続く)
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